最終更新日:2017/03/14
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期,(週1コマ)春期 開講時限 火1,木1,木3
開講学部・学科等 体育
科目コード 622010200 科目ナンバー
授業名 体育方法学・実習(器械運動)
英文授業名 Method for Athletics (Gymnastics)
担当教員 小畑 秀之

授業形態 講義、実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業 専門指導法(器械運動)
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 器械運動の基礎的な理論と実技を理解し、実践する

授業の概要・ねらい <授業のねらい>
 器械運動は身体各部を器用に使いながら行う身体活動で、身体の機能を総合的に高めるために特に優れたスポーツである。器械運動の基礎的な理論と実技を理解し、特に基礎となる体力の向上を図り、器械運動に不可欠な基礎技術の習得と実践できる能力を身につける。
また、小学校・中学校・高等学校で扱われるマット・鉄棒・跳び箱・平均台運動を通して、特に調整力(巧緻性、敏捷性、平衡性、柔軟性)を高めることをねらいとし、技術の習得と基礎的理論を学習する。同時に、中学校・高等学校の採用試験の内容と知識を指導する。

<到達目標>
 器械運動の基礎的な理論と実技を理解し、実際に技術を身につける。
到達目標 ・中学校・高等学校指導現場における器械運動の基礎的技術を学ぶ
・身体の機能を総合的に高める
教科書と準備するもの 器械運動「マット・鉄棒・跳び箱・平均台」著者 尾西奈美 堀江健二 小林幸子 津端謙太 文化書房博文社
参考書 体操競技教本
小学校学習指導要領
中学校学習指導要領
高等学校学習指導要項
小学校学習指導要領解説(体育編)
中学校学習指導要領解説(保健体育編)
高等学校学習指導要項解説(保健体育編・体育編)
評価の基準 ①器械運動の基礎的な理論と実技が理解できたか
②器械運動に不可欠な基礎技術の習得と実践できる能力を身につけることができたか
③マット・鉄棒・跳び箱・平均台運動を通して、調整力を高めることができたか
④他人の練習状態をよく観察して、運動の経過を理解し、良い技術または欠点を見いだすこと ができたか
具体的評価方法 器械運動における基礎的技術と理論度を実技試験(マット・鉄棒・跳び箱・平均台)、筆記試験によって評価し、総合評価60%以上を合格とする。
授業評価アンケート
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受講生へメッセージ
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
授業計画説明
受講上の注意
基本トレーニング

<跳び箱・平均台>の導入
跳び箱=初歩の跳躍
平均台=歩・走・跳

授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫授業計画及び受講上の注意点について、シラバスを熟読しておくこと。
≪復習≫授業内容の確認をしておく。
授業実施特記
第2回 内容
<跳び箱・平均台>

跳び箱=初歩の跳躍 片足踏切り系
    切り返し系系~開脚跳び・閉脚跳び~屈身跳び
平均台=体操系
    歩・走・ジャンプ・下り~バランス系・ポーズ・ターン
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫器械運動の特性と基本用語について復習しておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
<理論>

器械運動の特性
基本用語
練習上の注意
技術指導の要点

授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。器械運動の特性と基本用語について復習しておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
<跳び箱・平均台>

跳び箱=回転系  台上前転・側方倒立回転跳び
平均台=回転系  前転・側方倒立回転1/4ひねり下り
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記
第5回 内容
<跳び箱・平均台>

跳び箱=回転系  台上前転・側方倒立回転跳び
平均台=回転系  前転・側方倒立回転1/4ひねり下り
         組み合わせ
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
<跳び箱・平均台>

総合練習

学習のまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。平均台の課題を覚え、イメージトレーニングしておくこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記
第7回 内容
<マット運動・鉄棒>

マット=初歩の動き(導入)
    基礎運動~歩・走・ジャンプ・横転
 鉄棒=初歩の懸垂・支持・とび越し


授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
<マット運動・鉄棒>

マット=柔軟・バランス・倒立・回転系~前転・後転・開脚前転・開脚後転
 鉄棒=振動系(低鉄棒)
    種々の懸垂と下り

授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記
第9回 内容
<マット運動・鉄棒>

マット=伸膝後転・伸膝前転・倒立・倒立前転
 鉄棒=振動系(高鉄棒)
    種々の懸垂と下り
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
<マット運動・鉄棒>

マット=組み合わせ技~倒立前転・側方倒立回転・後転倒立・跳び前転
 鉄棒=支持回転系
    前方支持回転・後方支持回転
    け上がり導入
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
<マット運動・鉄棒>

マット=はねおき運動~首はねおき・頭はねおき・前方倒立回転(前方倒立回転跳びの導入)
 鉄棒=支持回転系
    膝かけ上がり・ももかけ上がり・け上がり
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。はねおき運動のタイミングと技の構造を理解しておくこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記
第12回 内容
<マット運動・鉄棒>

マット=ほん転技~回転~はねおき運動→前方倒立回転跳び・跳び前転・頭はねおき連続
    宙返り系
 鉄棒=支持回転系 ももかけ回転・け上がり・懸垂振り下り
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
<マット運動・鉄棒>

総合練習

マット=組み合わせ練習(前方倒立回転跳び~飛び前転~頭はねおき)
 鉄棒=組み合わせ練習(け上がり~前方支持回転~後方支持回転~懸垂振り下り)
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記
第14回 内容
<マット運動・鉄棒>

総合練習

マット=組み合わせ練習(前方倒立回転跳び~跳び前転~頭はねおき)
 鉄棒=組み合わせ練習(け上がり~前方支持回転~後方支持回転~懸垂振り下り)
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫組み合わせ・課題の順番を確認し、イメージトレーニングを行うこと。
授業実施特記
第15回 内容
学習のまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) ≪予習≫自宅で柔軟及びストレッチを行うこと。
≪復習≫習得した技の構造をよく理解しておくこと。
授業実施特記