最終更新日:2017/03/18
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 木1,木2,木3
開講学部・学科等 体育
科目コード 621132800 科目ナンバー
授業名 救急処置法実習Ⅰ
英文授業名 Theory and Practice of First Aid Ⅰ
担当教員 杉本 勝彦

授業形態 実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 複数
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 応急手当て

授業の概要・ねらい 命の大切さを理解し、屋内、外を問わず発生した傷病者に対し、場面に適応した適切な処置を正しく実施しかつ、応急手当の指導が行えること。
到達目標:①心肺蘇生法の手技における根拠、知識を習得すること。②ガイドラインにそった心肺蘇生法が実施できるよう技術を習得すること。
到達目標 心肺蘇生法に特化した応急手当
教科書と準備するもの 現代保健体育
参考書 日本救急医療財団心肺蘇生法委員会監修「改訂第4版救急蘇生法の指針2010市民用・解説編」(へるす出版)
必要に応じて資料を配布する。
評価の基準 1)応急手当の基礎的知識を習得できている。
2)心肺蘇生法の目的や根拠を明確に理解し、実技としてその処置法を適切に実施することができる。
以上2点に着目し、その到達度によって成績評価を行う。
具体的評価方法 平常点:30%、定期試験:70%
平常点は、授業への参加状況や小課題の提出状況等を総合的に判断する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
理解度を深める為に、各項目の問題点となる背景について個別の設問などで確認する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
生命倫理1
・命の尊さを学習する
・人命救助を学習する
授業時間外における学修(予習・復習等) 日本で起こっている心肺停止事案を調査する(予習)。
ガイドラインを調べ、その重要性を認識し、応急手当ての優先順位を考える(復習)。
授業実施特記
第2回 内容
心肺蘇生法
・命にかかわる職種について学習する
・チェーンオブサバイバルを学習する
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の該当科目箇所を予め読んでおくこと(予習)。
日本のガイドラインを準拠し、保健体育の教材と比較すること(復習)。
授業実施特記
第3回 内容
傷病者に対する応急手当
・応急処置の概念
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の心肺蘇生法、窒息についてを予め読んでおくこと(予習)。
日本のガイドラインを準拠し、保健体育の教材と比較すること(復習)。
授業実施特記
第4回 内容
傷病者に対する応急手当
・BLS 適切な胸骨圧迫法を学習する
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の該当箇所を予め読んでおくこと(予習)。
総務省消防庁の提示している、最新版の救急救助の現況を熟読し、整理すること(復習)。
授業実施特記
第5回 内容
傷病者に対する応急手当
・気道確保要領を学習する
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の気道確保箇所を予め読んでおくこと(予習)。
窒息に関する解剖学的な知識を整理すること(復習)。
授業実施特記
第6回 内容
傷病者に対する応急手当
・人工呼吸要領
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の人工呼吸についての箇所を予め読んでおくこと(予習)。
人間のガス交換に関する知識を整理しておくこと(復習)
授業実施特記
第7回 内容
傷病者に対する応急手当
・AED機器の種類、各取扱いを学習する
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書のAEDについての該当箇所を予め読んでおくこと(予習)。
日本におけるAEDの種類を認識し、使用方法を整理しておくこと(復習)。
授業実施特記
第8回 内容
傷病者に対する応急手当
・小児用、大人用電極パットの取扱いを学習する
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書のAEDについての該当箇所を予め読んでおくこと(予習)。
各機種におけるAEDの使用方法について、違いを明確に整理しておくこと(復習)。
授業実施特記
第9回 内容
傷病者に対する応急手当
・小児に対する胸骨圧迫法を学習する
・小児に対する人工呼吸法を学習する

授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の小児の心肺蘇生法における該当科目箇所を予め読んでおくこと(予習)。
成人と小児の心肺蘇生法の違いを整理しておくこと(復習)。
授業実施特記
第10回 内容
傷病者に対する応急手当
・乳児に対する胸骨圧迫法を学習する
・乳児に対する人工呼吸法を学習する
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の乳児の心肺蘇生法における該当科目箇所を予め読んでおくこと(予習)。
成人と乳児の心肺蘇生法の違いを整理しておくこと(復習)。
授業実施特記
第11回 内容
観察
・環境観察要領

授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の心肺蘇生法における該当科目箇所を予め読んでおくこと(予習)。
傷病者に接触する前の確認項目を整理しておくこと(復習)。
授業実施特記
第12回 内容
観察
・傷病者観察要領(意識、呼吸、脈拍)
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の応急手当における該当科目箇所を予め読んでおくこと(予習)。
傷病者に接触する前の確認項目を整理しておくこと(復習)。
授業実施特記
第13回 内容
傷病者に対する応急手当
・意識がある傷病者に対する対応要領を学習する
・傷病者の訴えに対する対応要領を学習する
 (胸痛、頭痛などの痛み、不安感)
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の意識のある傷病者の応急手当における該当科目箇所を予め読んでおくこと(予習)。
傷病者に接触した後の意識障害に関する応急手当てについて整理しておくこと(復習)。
授業実施特記
第14回 内容
心肺蘇生法について総合訓練
・訓練人形を用い実際の状況を想定し、訓練する

授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の意識のある傷病者の応急手当における該当科目箇所を予め読んでおくこと(予習)。
傷病者に接触した後の心肺蘇生法に関する応急手当てについて整理しておくこと(復習)。
授業実施特記
第15回 内容
講義のまとめ 心肺蘇生法について
・1人ずつ訓練人形を使用し、一連の流れを確認する
授業時間外における学修(予習・復習等) 自身の持っている保健体育の教科書の意識のある傷病者の応急手当における該当科目箇所を予め読んでおくこと(予習)。
傷病者に接触した後の心肺蘇生法に関する応急手当てについて整理しておくこと(復習)。
授業実施特記