最終更新日:2017/01/22
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 木4
開講学部・学科等 アジア
科目コード 610022800 科目ナンバー ASR02549
授業名 現代東南アジアの社会と文化
英文授業名 Society and Culture in Modern South East Asia
担当教員 トー ホアン

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 現代東南アジア、ASEAN、ASCC(ASEAN社会文化共同体)、社会・文化に関する諸問題

授業の概要・ねらい アジアは、経済・社会・文化の面において多様な国々により構成されている。その中で東南アジアの国々は経済的に成長と社会的文化的に民主化の進歩によって、ASEANの存在感は大きくなり、ASEAN域外国々から注目されるようになってきた。本講義では、東南アジアの社会と文化に関する基礎知識等を概観する。また、タイ・インドネシア・ベトナムのケースに焦点をおきながら考察する。さらに、現代東南アジアの抱える諸問題―宗教対立、民族問題、経済発展と環境の問題―について講義を進め、現代東南アジアの社会と文化についての総合理解を目指す。
到達目標
① 社会と文化に関する基礎的な知識を習得する。
② 東南アジアの社会と文化に関するポイントは何かを各自で模索・理解することが到達目標です。


教科書と準備するもの 特に指定せず。
参考書 1.「図解ASEANの実力を読み解く」、2014年1月2日発行、著者:みずほ総合研究所、発行所:東洋経済新報社
2.「入門 東南アジア現代政治史」、2010年3月15日初版発行、 著者:中野 亜里、遠藤 聡、小高 泰、玉置 充子、増原 綾子 、発行所: 福村出版(株)
3.「地球の歩き方 東南アジア 2016-2017年版」、2016年2月5日 改訂第16版第1刷発行、編集者:「地球の歩き方」編集室、発行所:㈱ダイアモンド・ビッグ社
4.「日本文化交流小史 東アジア伝統文化のなかで」、2000年4月25日発行、著者:上垣 外憲一、発行者:中村 仁、発行所:中央公論新社
5.「社会とは何か? システムからプロセスへ」、2010年1月25日発行、著者:竹沢 尚一郎、発行所:中央公論新社
評価の基準 ①現代東南アジの社会と文化に関する基礎知識が習得できている。    
②東南アジアの現代社会・文化の多様性やASEAN社会・文化共同体等を理解・説明することができている。
以上の2点に着目し、成績評価をする。
具体的評価方法 評価基準それぞれについて、授業での発言・発表等(30%)、 レポート(70%)で評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートの意見を踏まえ、授業の進め方等を改善した。各個人の発表時間を多めにとれるように時間配分を工夫します。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
本授業の内容や進め方、教科書・参考書、評価方法などを説明する
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)当科目のシラバスを読んでおくこと。また、指示参考文献を読んで疑問点をメモしておく。
(復習)授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第2回 内容
〈現代東南アジアの社会と文化に関する基礎知識〉
 社会の概念・国際化社会、文化の概念・異文化、東南アジアの社会・文化の特質と理解について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第3回 内容
〈東南アジア諸国の概要:基礎的情報・データ〉
東南アジアという概念の成立、自然と生活、基礎的情報・データについて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第4回 内容
〈ASEANの形成と略史〉
ASEANの成立、ASEANの略史、ASEAN加盟国について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第5回 内容
〈ASEANの機構と協力〉
ASEANの機構、ASEAN協力の基本的な目標、ASEAN共同体:ASEAN社会文化共同体について講義する。 
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第6回 内容
〈ASEAN域外との関係〉
外向きのASEAN、ASEAN+3:日本、中国、韓国との国際交流、ASEANと日本について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第7回 内容
〈東南アジアにおける民族の多様性〉
人種と民族、民族の移動経路、複合民族国家の実現等について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第8回 内容
〈東南アジアにおける言語の世界〉
東南アジアの諸言語の系統と分布、国語・共通語・母語、複合民族国家の言語政策について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第9回 内容
〈東南アジアにおける宗教の重層性〉
東南アジアの基層信仰、世界宗教の伝播と定着、民衆宗教の世界と諸注意点について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第10回 内容
〈東南アジアにおける都市化とその問題〉
都市化に関する概念・都市化指標や東南アジア都市化の現状と諸問題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第11回 内容
〈ケース 1:タイの歴史、社会組織、文化構造〉
タイ王国の略史、社会組織、民族・宗教・公用語、最新情報・データについて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第12回 内容
〈ケース2:インドネシアの歴史、社会組織、文化構造〉
インドネシアの略史、社会組織、民族・宗教・公用語、最新情報・データについて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第13回 内容
〈ケース 3:ベトナム:歴史、社会組織、文化構造〉
ベトナムの略史、社会組織、民族・宗教・公用語、最新情報・データについて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第14回 内容
〈東南アジアの社会と文化の発展と環境問題〉
東南アジアの社会的変化・文化の発展とさまざまな環境問題等について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記 授業時にレポート作成に関するレポートの課題等を指示する。
第15回 内容
総まとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)これまで授業を振り返り、レポート作成に向けて学習する。
授業実施特記