最終更新日:2017/01/22
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 木4
開講学部・学科等 アジア
科目コード 610020100 科目ナンバー ASB02542
授業名 東南アジアの経済
英文授業名 Economy in South East Asia
担当教員 トー ホアン

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 東南アジア・ASEAN・経済・経済動向・経済問題

授業の概要・ねらい  アジアは激動のなかで、21世紀を迎えた。20世紀後半において、著しい人口増加と経済成長により、巨大人口地域であると共に、巨大経済地域となった。本講義では、21世紀アジア経済を展望する上で、東南アジア経済に関する基礎知識や重要な人的資源の状況、グローバル化とAFTA(ASEAN自由貿易圏)・AEC(ASEAN経済共同体)、ヒト、モノ、カネの移動の問題等を中心に、21世紀アジア社会が広く直面するであろう、経済問題についての総合的な理解を目指す。
到達目標  本授業では、東南アジアの経済を学び、東南アジアと日本との関係を学び、その将来を考える上で東南アジアの経済発展や他国との経済交流がどのように役立つのか、また、どのような経済動向が望まれるのかを一緒に考えたい。東南アジア経済に関するポイントは何かを各自で模索・理解することが到達目標です。
教科書と準備するもの 特に指定せず。
参考書 1.「2015年版 アジア経済ハンドブック」 2015年3月13日初版発行、編著者:神田 眞人、発行所:㈱財経詳報社
2. 「図解ASEANの実力を読み解く」、2014年1月2日発行、著者:みずほ総合研究所、発行所:東洋経済新報社
3.「ASEANと日本 東アジア経済圏構想のゆくえ」、2003年発行、著者:荒井 利明、発行所:㈱日中出版
4.「ASEAN情報マップ」、2016年3月改訂、国際機関日本アセアンセンター
5.「ベトナム法務ハンドブック」、2013年9月20日 第1版第1刷発行、著著:岩井 戸久美子、金子 広行、レ・トラン・トゥ・ガー、発行所:(株)中央経済者
6.「東アジアの地域協力と経済・通貨統合」、2011年3月30日発行、編著者:塩見 英治、中條 誠一、田中 素香、発行所:中央大学出版部 
7.「現代国際経済論」、2012年11月25日第1第1刷発行、編著者:安田 信之助、発行所:八千代出版株式会社 
評価の基準 ①東南アジアの経済に関する基礎知識が習得できている。    
②東南アジアの経済成長・その要因やASEANの経済協力拡大・経済共同体等を理解・説明することができている。
以上の2点に着目し、成績評価をする。
具体的評価方法 評価基準それぞれについて、授業での発言・発表等(30%)、 レポート(70%)で評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートの意見を踏まえ、授業の進め方等を改善した。各個人の発表時間を多めにとれるように時間配分を工夫します。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
本授業の内容や進め方、教科書・参考書、評価方法などを説明
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)当科目のシラバスを読んでおくこと。また、指示参考文献を読んで疑問点をメモしておく。
(復習)授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第2回 内容
〈世界とアジア、東南アジアの経済成長とその要因〉
 経済成長とは何か、経済成長の要因、東南アジアの経済成長の概況について講義をする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第3回 内容
〈東南アジア諸国の基礎的社会経済指標とその意味〉
 経済指標の概念・各種経済指標と諸注意点等について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第4回 内容
〈ASEAN加盟国の歴史と経済現状〉
 ASEANの成立・略史、ASEANの経済現状と課題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる
授業実施特記
第5回 内容
〈ASEANの経済協力の拡大〉
 ASEAN域内経済協力拡大、ASEAN+3、ASEAN+6、ASEANと日本について講義する。 
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第6回 内容
〈東南アジアの労働力の現状とその問題〉
 東南アジアの経済活動人口の調査方法、労働力の現状とその問題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第7回 内容
〈東南アジアの経済構造及び産業政策〉
 東南アジアの産業発展の概況、産業構造の変化とその政策について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。

授業実施特記
第8回 内容
〈東南アジアの農業成長とその課題〉
 東南アジアの農業成長の概況、最新統計データでみる、今後の課題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第9回 内容
〈東南アジアの貿易の拡大〉
 東南アジアの貿易拡大の概況、ASEAN・日本の貿易拡大、基礎情報、今後の課題について講義する。 
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第10回 内容
〈東南アジアへのFDI(外国直接投資)〉
 FDIとは何か?、東南アジアの投資環境の改善、日本のASEANへのFDI、基礎情報・データについて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第11回 内容
ケース 1:インドネシア、マレーシアの経済状況
インドネシア、マレーシアの概要、経済現状、今後の課題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第12回 内容
ケース 2:タイの経済状況と今後の課題
タイの概要、経済現状、今後の課題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第13回 内容
ケース 3:ベトナムのドイモイとラオスのチンタナカーン・マイ
ドイモイ以降のベトナムの経済状況と課題、ラオスの経済改革の概況・基礎情報と今後の課題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記
第14回 内容
〈東南アジアの工業化と環境問題〉
 工業化の概念、東南アジアの工業化の軌道、工業化の進展と環境問題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)今回の内容についてまとめる。
授業実施特記 授業時にレポート作成に関するレポートの課題等を指示する。
第15回 内容
総まとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)指示参考文献等を読み、疑問点をメモしておく。
(復習)これまで授業を振り返り、レポート作成に向けて学習する。
授業実施特記