最終更新日:2017/03/28
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 火4
開講学部・学科等 アジア
科目コード 610019700 科目ナンバー ASB02538
授業名 現代の国際経済
英文授業名 Modern International Economy
担当教員 平川 均

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード グローバリゼーション 主要経済圏 構造転換 BRICS TPP 保護貿易主義 世界金融危機

授業の概要・ねらい 現在のグローバル経済の実態を深め、東アジア地域が発展の極となっていることの理解を深めることが本講義の狙いである。そのために、以下のように講義を進める。
1.急速に変化する現在のグローバリゼーションについて考える。
2.現代の経済と貿易の関係を考える。
3.多国籍企業の実態とその特徴を考える。
4.東アジアの製造業の発展がグローバル化の現象であったことを確認する。
5.東アジアの発展と通貨金融危機、世界金融危機について考える。
6.現代の世界経済の新しい動向について考える。
到達目標 国際経済を構成する主要な経済圏について基本的知識を習得する。世界の中のアジアの発展についてその背景、そのメカニズム、課題について理解する。今世紀に入っての新興国の世界経済における役割、変化を理解する。

教科書と準備するもの 基本的に授業中に配布する論文及び資料を用いて行う。
参考書 適宜、紹介する。
日々の新聞、雑誌などの時事的な国際経済に関する情報を資料として提供する。
評価の基準 授業は、単に試験による評価とせずに、出来る限り双方向の授業として、学生の発言を求める。学習と発言に関する評価を加える。基本的に毎回提出を求める小レポートを重視する。
具体的評価方法 授業への貢献度(質問への回答、発言)など20%、提出レポート30%、試験50%。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートでは、履修の意欲はあるが、相対的に授業内容で難しいとの評価が多かったので、今年度については昨年以上に、日々変化する国際経済に関わる新聞、雑誌、あるいは統計資料で授業を補いようにする。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
授業の紹介
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第2回 内容
構造が変わる国際経済とその再編(1)世界の主要経済圏の構造変化
 
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)アメリカの経済について学習する。
(復習)アジア経済とアメリカ・ヨーロッパ経済とを比較する。
授業実施特記
第3回 内容
構造が変わる国際経済とその再編(2)アジア経済圏の構造変化
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)中国の発展について学習する。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第4回 内容
世界経済の今後の展望 21世紀中頃の世界展望
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)中国と近隣諸国との経済関係について学習する。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第5回 内容
アジア経済圏の構造変動(1)日本と中国
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)日中間の最近の経済問題についての新聞記事を集め、まとめる。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第6回 内容
アジア経済圏の構造変動(2)ASEAN経済の発展
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)日韓間の経済問題について学習する。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第7回 内容
経済成長と自由貿易 世界におけるFTAの進展
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)世界の主要輸出国リストをに基づいて最近の傾向を調べる。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記 第6回までの講義内容に関する小試験を行なう。
第8回 内容
東アジアの発展と多国籍企業(1)アジアNIESの発展と労働集約的工業化
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)アジアNIESの発展について学習する。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第9回 内容
東アジアの発展と多国籍企業(2)トライアングル構造とその高度化
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)東アジアの貿易について学習する。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第10回 内容
東アジアの成長と構造転換-玉突き型成長あるいは構造転換の連鎖的継起
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)アジアがなぜ発展したかについて各自の理解をまとめる。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第11回 内容
東アジアの発展と雁行形態論
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)雁行型発展について学習する。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第12回 内容
東アジアの奇跡とアジア通貨危機の勃発
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)東アジアの過去の経済危機について調べる。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第13回 内容
金融のグローバル化と世界金融危機、欧州の苦悩
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)世界の金融危機について学習する。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第14回 内容
新興経済とBRICs:人口と潜在的市場
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)新興経済について学習する。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記
第15回 内容
潜在的大市場経済(PoBMEs)の時代と世界経済の再編
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)BRICsについて学習する。
(復習)授業の資料に基づいてまとめを行なう。
授業実施特記