最終更新日:2017/03/28
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 月3
開講学部・学科等 アジア
科目コード 140101500 科目ナンバー ASE01505
授業名 21世紀の情報文化
英文授業名 Information Technology and Culture in the 21st Century
担当教員 藤田 淳

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 インターネット社会論
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード IT(情報技術)・メディア技術が、文化・生活・人間を変える?

授業の概要・ねらい  現代の情報技術の急速な発展とその社会への浸透は、果たして今の文化や生活の何をどう変えていこうとしているのか。この授業では、情報技術が変えていく都市、メディア、カルチャー&アート、コミュニケーション、環境、そして人間の問題を、様々な現代的な事例、事件や、映画、カルチャーなどの作品がイメージした未来社会についての洞察を通じて、一緒に考えていきたいと思います。いわゆる技術についてだけの講義はしません。
到達目標 1 コンピュータの基本構造とその歴史的経緯の理解
2 メディア、コミュニケーションの歴史とその技術進化の理解
3 上記が融合しデジタル化した情報社会全体への基本理解
4 それらが社会、文化、人間へ及ぼす影響の内容と問題点の理解
5 未来に向けての人間とテクノロジーとの関係を、自分の事として考える力を養う。
教科書と準備するもの 特に指定しません。極めて現代的、同時代的な課題について、その全体像を把握し概説していくので、書籍の抜粋ならず、新聞・雑誌、映像・音楽資料等、多様な教材を活用します。
参考書 講義の都度、紹介していきます。
また、講義期間中、本講義用のブログをアップし、各回のシラバス、資料、リンク等を掲示していきます。
評価の基準 1 各回の講義で提示したテーマの基本的な理解。
2 各テーマを自分の日常的な生活や文化に即して把握する力。
3 課題を見つけ、思考する力。


具体的評価方法 評価方法は、以下のふたつを軸に総合的に評価する。

■レポート(70%)
小レポート/期末レポート
講義前半で小レポートの課題を出します。また、講義後半で最終講義時に提出してもらうことになるレポートテーマについて詳しく話します。計2回が主要なレポート提出になります。いずれも、講義で話した内容、資料を反映したレポートを評価します。
■受講態度(30%)
積極的な授業への参加姿勢を評価します。また受講時は、まじめに聞いている学生のためにも「私語」を慎むこと。このルールを守れない学生は、レポートの内容如何に関わらず、「不可」とすることもあります。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
新聞・雑誌・映像・音楽・WEBサイト等の資料を多用した講義がわかりやすいとの評価なので、より最新の素材を用いた具体的な講義を進めていく予定です。
単位互換 世田谷6大学コンソーシアム
首都圏西部単位互換
その他
特記

授業計画
第1回 内容
講義計画説明
今期の講義の概要と方向性について
道具と人間
情報と情報技術
社会とイメージ/文化形成装置としてのメディア
未来技術と未来予測のギャップ

授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第2回 内容
アナログとデジタル/コピー<複製技術>は何を変えたのか 1
文字メディア/技術の変遷と社会の変容①
本、新聞、雑誌、文章、編集、WEB、モバイル
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第3回 内容
アナログとデジタル/コピー<複製技術>は何を変えたのか 2
文字メディア/技術の変遷と社会の変容②
本、新聞、雑誌、文章、読書、編集、WEB、モバイル
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第4回 内容
アナログとデジタル/コピー<複製技術>は何を変えたのか 3
音楽メディア/技術の変遷と社会の変容①
楽器、作曲、演奏、レコード、CD、WEB、モバイル(配信)
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第5回 内容
アナログとデジタル/コピー<複製技術>は何を変えたのか 4
音楽メディア/技術の変遷と社会の変容②
楽器、作曲、演奏、レコード、CD、WEB、モバイル(配信)
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第6回 内容
アナログとデジタル/コピー<複製技術>は何を変えたのか 5
映像メディア/技術の変遷と社会の変容①
カメラ、写真、映画、映画館、TV、ビデオ、DVD、WEB
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第7回 内容
アナログとデジタル/コピー<複製技術>は何を変えたのか 6
映像メディア/技術の変遷と社会の変容②
カメラ、写真、映画、映画館、TV、ビデオ、DVD、WEB
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第8回 内容
マスメディアの構造と変貌/新聞・出版・TVとインターネットの関係 1
「新聞」が消える日?「本」(電子書籍)と出版の未来 
新聞ビジネスのシステム、出版ビジネスのシステムと、その社会的影響、変化について
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第9回 内容
マスメディアの構造と変貌/新聞・出版・TVとインターネットの関係 2
流行・広告・マーケティング・セレブリティ(有名人と社会)
テレビビジネスのシステムの解説と、その社会的影響、変化について
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第10回 内容
脳とテクノロジー/コンピュータの誕生と進化 1
コンピュータの基本構造/アルゴリズム/計算機械から情報処理へ
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第11回 内容
脳とテクノロジー/コンピュータの誕生と進化 2
ダウンサイジングからPCの大衆化/インターネットからクラウドへ
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第12回 内容
DB(データベース)と検索技術(Google)、そしてAI(人工知能)へ
記録と記憶/検索技術の進化/ビッグデータと未来予測/ディープラーニング
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第13回 内容
身体とテクノロジー/ロボットの誕生と進化
機械技術と情報技術/人工知能(AI)とその限界/ロボットと人間の違い/自動運転と社会
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第14回 内容
未来都市イメージの変遷から現実の近未来へ
近代都市とライフスタイル/空間からネットワークへ
ユートピアとディストピア/「管理」「監視」社会/安全と自由
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記
第15回 内容
まとめ
「技術」とは何?「未来」とは何?
文明、テクノロジー、人間/情報、メディア、社会
*作品・トピックス・事件
授業時間外における学修(予習・復習等) 各講義にて配布された資料は必ず読み、復習しておくこと。また本講義サポートブログで紹介していく各種リンクも視聴し、理解を深めること。
授業実施特記