最終更新日:2017/04/06
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期,(週1コマ)春期 開講時限 月4,月6,水2
開講学部・学科等 法・政経
科目コード 140001400 科目ナンバー
授業名 情報処理C
英文授業名 Programming and Data Processing C
担当教員 永井 喜則

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 クラスホルダーで授業資料が見られるようにする。
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
情報処理A並びに情報処理B
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード Programming using computer language C++

授業の概要・ねらい プログラミング能力を涵養することを目的として、種々の題材のコンピュータを用いた実践方法を学ぶ。プログラミング能力を涵養することを目的として、種々の題材のコンピュータを用いた実践方法を学ぶ。プログラムに現れるコマンド(コンピュータの命令)に対するコード記述を理解し、GUIプログラミング、構造化プログラミング、演算のいろいろ、グラフィックス処理、アプリケーションソフト中でのプログラミングについて、インターネットプログラミングについて学ぶ。
情報処理Aを履修済みと同程度の知識を有することを前提とする。
この授業計画は担当教員(市村純、小林 泰介、永井 喜則)の統一シラバスである。
受講希望者は、年度初めに情報処理クラス振り分けの手続きを行い、決定された履修クラスで履修すること。

(永井の授業について):プログラミングはVisual Studio のC++言語を使う。CLRテンプレートでC++のプログラムが作れるようにする。Windows form application のテンプレートも1回程度使う。Visual Studio でC++言語でプログラムが書けることを目的とする。
到達目標 Visual Studio でC++言語を用いたプログラム作成が最終的なテーマとなる。そのためにはC++言語のコマンドの形式の理解とVisual Studio C++ 言語のプログラム形式の理解が必要となる。毎回、永井は提出物を要求するので、提出物の形式を最初に教える。
教科書と準備するもの 統一して指定した教科書はありません。受講クラスの先生によって教科書を使う場合があります。

(永井の授業ではコマンドの使い方はプログラムとして実働するものを通して学ぶことになる。)
参考書 初回のガイダンス時に受講クラス担当教員が必要に応じて参考書を紹介します。

必要に応じて参考書を使ってください。特に参考書を永井は指定しません。
評価の基準 試験・レポート、出席、授業態度
担当者による評価方法は具体的評価方法を見て下さい。
具体的評価方法 出席状況・課題提出・レポート提出・期末テスト結果を総合して評価する。(具体的には、レポート70%、提出課題20%、出席10%、これが永井の評価方法である。レポート作成の前提としてC++言語でプログラムが作成されること。レポートは作成プログラムについての報告となる。)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
授業アンケートを見て改善点を考える。アンケートでの希望を考えるときには国士舘大学にあるソフトが使えることが前提である。
授業評価アンケートフィードバック
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
情報処理Cの講義・演習予定
成績評価についての説明
パソコンの正しい操作方法

(永井の授業):ガイダンス(出席確認表の作成)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:MS-wordとコンピュータにバンドルされているソフトの使い方に慣れておく。
復習:プログラムというものを、もう一度理解しなおす。
授業実施特記
第2回 内容
Windowsの応用操作
アプリケーション間の連繋操作
プログラム開発環境の操作方法

(永井の授業):初めてのC++プログラムと提出課題の作成方法
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:Visual Studio の使い方を調べる。
復習:提出物の作成方法を確認しておく。
授業実施特記
第3回 内容
プログラミング(1)
GUIプログラミング
オブジェクト・プロパティ・イヴェント

(永井の授業):cin>>*****, cout<<*****コマンドの理解(言い換えると、変数宣言・入力・出力の理解。復習してコマンドを理解しておく。)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:プログラムの形式を知る。
復習:変数宣言、入力、出力のためのコマンドを理解する。
授業実施特記
第4回 内容
プログラミング(2)
オブジェクトのいろいろ 
イヴェントのいろいろ

(永井の授業):計算コードの理解(計算コマンドのあるプログラムの作成、理解不足の場合は復習してコマンドの形式を理解する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:計算というものを調べる。
復習:四則演算の記号とその使い方を理解する。
授業実施特記
第5回 内容
プログラミング(3)
演算のいろいろ 
数値演算・文字演算

(永井の授業):作ったCLRの計算プログラムの再利用の方法(即ちプロジェクトの再利用、再利用の方法の理解のために復習しておくこと)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:コンソールアプリケーションというテンプレートを調べる。
復習:一度作ったプロジェクトを利用してプログラムを書き直すことを確認する。
授業実施特記
第6回 内容
プログラミング(4)
条件判断と分岐 
論理演算

(永井の授業):配列とループの作成に必要なコマンドの理解(理解不足の場合は復習してコマンドの形式を理解する。)

授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:配列宣言、配列にデータを入れる方法をしる。
復習:変数名[]の意味、for(int 引数;引数の終わり;引数++){ 実行文;}という構文を確認する。
授業実施特記
第7回 内容
プログラミング(5)
繰り返し 
配列

(永井の授業):判断文(if文という文法の理解。if(条件){実行分}、else{実行文}。更に条件文を増やしたい場合にはelse if(条件){実行文}を加える。(理解不足の場合は復習してコマンドの形式を理解する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:分岐のさせ方を知る。
復習:if(条件文){実行文;} else if(条件文){実行文;} else{実行文;}というif文の使い方を確認する。
授業実施特記
第8回 内容
プログラミング(6)
ファンクション(関数)
プロシージャー(手続き)

(永井の授業):C++の関数、即ち、他の言語でのSUBROUTINE(副プログラム)の使い方。(理解不足の場合は復習してコマンドの形式を理解する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:構造プログラムを考える。
復習:C++の関数というプログラムを使ってプログラムの構造化を考える。
授業実施特記
第9回 内容
プログラミング(7)
メソッド 
グラフィックス

(永井の授業):乱数の使い方(沢山のデータを出鱈目に出すには乱数の知識が必要であるので、それを教える。理解不足の場合は復習してコマンドの形式を理解する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:乱数発生法を知る。
復習:乱数発生のために必要なコマンドの形式を確認する。
授業実施特記
第10回 内容
プログラミング(8)
アプリケーションソフト中のプログラミング

(永井の授業):ファイルの作成と読み込み(ファイル作成に必要なコマンドと作ったファイルからのデータ読み込みを学ぶ。理解不足の場合は復習してコマンドの形式を理解する。)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:データ等をコンピュータの記憶領域に作る方法を知る。
復習:コンピュータの記憶領域にファイルを作り、自由に取り扱う方法を理解すると応用範囲が広がる。
授業実施特記
第11回 内容
プログラミング(9)
応用課題の作成 1

(永井の授業):Windows form application を使う。(具体的には図形の書き方の基本を教える。すべての絵は図形の組み合わせとして表現される。)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:絵が点描で描けることを知る。
復習:Windows Application の設定方法を知り、直線、長方形、楕円を利用して絵を描くことを考える。
授業実施特記
第12回 内容
プログラミング(10)
応用課題の作成 2

(永井の授業):レポート用プログラムの内容を考えて題名を付け、内容を簡単に説明したものを提出する。プログラムを具体的に作り始める。」
授業時間外における学修(予習・復習等) どのようなプログラムを自分が作りたいかを考え、それを作製プログラムの題名にする。
授業実施特記
第13回 内容
インターネットプログラミング(1)

各自の目的にあったプログラム作り。

(永井の授業):プログラムの作成。実行できるプログラムを各自の構想に従って作成する。
授業時間外における学修(予習・復習等) プログラムを作って、初めてプログラムが理解できる。プログラムをC++で作るためのコマンドは一通り勉強したので、それを適用する方法を考える。
授業実施特記
第14回 内容
インターネットプログラミング(2)

プログラムの実行と、それに伴うレポート作成の準備

(永井の授業):レポートの作成。(実行できるプログラムを基本にして、プログラム作成動機、プログラムの内容をコード列として表現し実行結果を画像として取り込み全体のレポートを作る。プログラムは各自の工夫したもので、先生の示した以外のものであること。)
授業時間外における学修(予習・復習等) 作製したプログラムのコードと実行結果に基づいてレポートを書く。
授業実施特記
第15回 内容
総合演習

レポートの仕上げ、確認、提出

(永井の授業):レポートのチェックをし修正点を指摘するので修正して頂く。最終的に受け取れるレポートができたらレポート提出をしていただく。
授業時間外における学修(予習・復習等) レポートを授業内でチェックしてもらい、変更等の指示に従って修正する。それに間に合うようにレポートの準備をしておく。
授業実施特記