最終更新日:2016/03/22
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 月2
開講学部・学科等
科目コード 120100200 科目ナンバー
授業名 法学B
英文授業名 Law B
担当教員 篠原 敏雄

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 憲法、民法総則、民法親族相続
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 基礎法学、法解釈学、法、国家、市民社会、歴史

授業の概要・ねらい 本講義は法学を学ぶにあたっての基礎的素養を養うことに主眼を置くことにしたい。そして、その際「市民法」概念をもって現代法を再構成するという視点に立つことにする。現代法を市民法体系として捉えて、その意義を、各実定法に即して入門的に展開し、今後の専門科目の履修の基礎となることを目指すつもりである。しかし、総ての科目を網羅することはできないので、本講義では、憲法・民法・財産法・刑法を主として対象とする。こうした実定法の理解の中で、法、とりわけ、現代法の性格をリアルに把握していくことにする。
到達目標  市民法の原理について説くことができる。
 国家の構造について説くことができる。憲法の構造について説くことができる。
 市民社会の構造について説くことができる。民法の構造について説くことができる。
 国家共同体の構造について説くことができる。刑法の構造について説くことができる。
教科書と準備するもの 篠原敏雄『市民法学の輪郭』(勁草書房)。
参考書 篠原敏雄『市民法学の基礎理論』(勁草書房)。
篠原敏雄『市民法学の可能性』(勁草書房)。
その他については、授業時に適宜紹介。
評価の基準 基礎法学および法解釈学に関する全体的な把握をすることができる。
国家の構造と憲法との関連について把握することができる。
市民社会の構造と民法との関連について把握することができる。
国家共同体の構造と刑法との関連について把握することができる。
具体的評価方法 春期試験(有)、秋期試験(有)、レポート(無)
なお、評価については、出席を前提として、試験で評価する。
定期試験100%
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートの意見を踏まえて、適宜授業の開始時に具体的にお話します。ところで、本講義では、授業についてのアンケートは、何回かの授業の終わりに、記名式シートで独自に行います。それも利用してください。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
第五章 市民法原理と民法・財産法
「私的所有」と「契約」における論理、特に「私的所有」の論理について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第2回 内容
第五章 市民法原理と民法・財産法
「私的所有」と「契約」における論理、特に「契約」の論理について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
第六章 「契約」とその法的保護
契約の世界における諸要件について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
第六章 「契約」とその法的保護
契約の世界における「没主体的法的保護」について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第5回 内容
第六章 「契約」とその法的保護
契約の世界における「主体的責任」について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
第六章 「契約」とその法的保護
契約の世界における、諸要件、「没主体的法的保護」、「主体的責任」の全体的な関連について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第7回 内容
第七章 「私的所有」とその法的保護
私的所有における「没主体的法的保護」について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
第七章 「私的所有」とその法的保護
私的所有における「主体的責任」について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第9回 内容
第七章 「私的所有」とその法的保護
私的所有における「没主体的法的保護」と「主体的責任」の全体的な関連について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
第八章 市民法原理と刑法
市民法原理と刑法の構造との関連について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
第八章 市民法原理と刑法
国家共同体、市民社会、個人と犯罪との関係について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第12回 内容
第九章 法学を学んだ後で-「市民法論」に即して
基礎法学と法解釈学からなる法学の全体像について、まとめとして説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
第九章 法学を学んだ後で-「市民法論」に即して
市民法原理と憲法等の実定法との関係について、まとめとして説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第14回 内容
第九章 法学を学んだ後で-「市民法論」に即して
法を国家共同体、統治機構、市民社会、家族との全体的な関連で考察することの意味について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記
第15回 内容
1年間の講義内容について、総合的にまとめて説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の授業について、復習しておくこと。
授業実施特記