第1回 |
内容
|
「ガイダンス」 本講義の目的と進め方について説明する。 歴史学とはどのような学問か、目的、方法などについて講義する。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
講義の基礎となる歴史学の方法論の説明になる。予習・復習に斎藤孝『(UP選書)歴史と歴史学』(東京大学出版会)をよく読んでおく事。 |
授業実施特記 |
|
第2回 |
内容
|
「信長・秀吉の国際意識」 秀吉の朝鮮侵略は有名であるが、秀吉は突如思いついたのではない。信長以来の発想であった。16世紀後半の、日本における対外意識について考えていく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第3回 |
内容
|
「家康の外交政策」 豊臣秀吉の死後、徳川家康は秀吉が破壊した国際関係の修復に努めなければならなかった。そのあり様について講義していく。
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第4回 |
内容
|
「秀忠政権の外交―海禁体制への途― 」 秀忠政権の外交姿勢について、対外的な政策と国内政治の両面から見ていく。
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第5回 |
内容
|
「家光政権の外交」 海禁体制は三代将軍家光の時に、ボルトガル船の来航を排除して出来上がった。その直接的な事件と幕府の対応について講義する。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第6回 |
内容
|
「長崎口の国際関係」 江戸幕府が構築した国際関係のあり様を長崎を中心に見ていく。
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第7回 |
内容
|
「薩摩藩と東アジア」 江戸幕府が構築した国際関係のあり様を薩摩藩-琉球を中心に見ていく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第8回 |
内容
|
「対馬藩と朝鮮」 江戸幕府が構築した国際関係のあり様を対馬を中心に見ていく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第9回 |
内容
|
「松前氏と蝦夷地」 16世紀末から江戸時代末まで、蝦夷地におけるアイヌとの関係はどのようなものであったのかについて講義していく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第10回 |
内容
|
「通信使の世界」 江戸幕府が構築した国際関係の中に、朝鮮および琉球からの通信使が組み込まれていた。両通信使はどのようなものであったのか、日本の国際関係の中での位置づけについて講義していく。
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第11回 |
内容
|
「世界の歴史と海禁体制―外圧の高まり―」 江戸幕府が構築した海禁体制は、19世紀に入ると動揺していく。その変化を、世界的な視野の中で位置づける。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第12回 |
内容
|
「外圧の高まり―「鎖国祖法観」の成立―」 1800年前後、日本近海に欧米の船が接近し、上陸する事件も起こった。そのような中、ロシアの使節が根室に来航した。その背景、日本の対応について見ていく。
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第13回 |
内容
|
「蒸気船の衝撃―ペリー来航―」 18~19世紀にかけての世界の変容が、ついに日本の海禁体制を崩壊させていった。それは近代日本の幕開けにつながるものであった。開国・開港は日本に大きな政治的・経済的混乱を引き起こし、新たな政治体制、経済体制を作らせていった。この動きを、特に政治的側面にしぼって講義していく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第14回 |
内容
|
「日本とアジア・世界―幕末の経済的混乱と社会―」 開国・開港は日本に大きな政治的・経済的混乱を引き起こし、新たな政治体制、経済体制を作らせていった。この動きを、前回に引き続き、特に経済的側面にしぼって見ていく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
|
第15回 |
内容
|
試験と授業のまとめ 後期の講義内容の理解度を確認するため試験を行う。それによって、理解の不十分な所を検証するとともに、不足面を補う。
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)後期の講義内容に目を通して、試験に備える。 (復習)試験で到達目標に達したかどうかを確認する。理解不足の点を整理し、不足の解消に 努める。 |
授業実施特記 |
|