第1回 |
内容
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「ガイダンス」 本講義の目的と進め方について説明する。 歴史学とはどのような学問か、目的、方法などについて講義する。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
第1回・第2回は、講義の基礎となる歴史学の方法論の説明になる。予習・復習に斎藤孝『(UP選書)歴史と歴史学』(東京大学出版会)をよく読んでおく事。 |
授業実施特記 |
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第2回 |
内容
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「プラントオパールの世界―史料とは何か―」 歴史叙述の基礎となるのは史料である。では、史料とはどのようなものをいうのか。何が歴史を語るのか。これらの点について講義する。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
第1回・第2回は、講義の基礎となる歴史学の方法論の説明になる。予習・復習に斎藤孝『(UP選書)歴史と歴史学』(東京大学出版会)をよく読んでおく事。 |
授業実施特記 |
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第3回 |
内容
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「縄文・弥生時代の日本列島とアジア」 原始・考古時代の日本と東アジアとの関係について講義する。 縄文文化、弥生文化が、どのように形成されたのか、東アジアからの視点でみていく。
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授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。
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授業実施特記 |
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第4回 |
内容
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「四、五世紀の東アジアと日本」 四、五世紀の日本の国際関係を、中国の文献史料、朝鮮の石碑、日本の古墳、出土品、文献史料を用いて、講義する。
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授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第5回 |
内容
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「「聖徳太子」と国際関係」 推古朝で展開した改革政治を、当時の国際関係の中で紐解いていく。
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授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第6回 |
内容
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「唐の誕生と東アジア―日本の大化の改新―」 中国に超大国唐が誕生した。それはアジアに政治的、経済的、文化的に大きな影響を与えた。これらの影響のうち、特に政治面を中心に講義する。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第7回 |
内容
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「古代律令制国家の成立」 唐の国家体制を範として日本は国家体制を整えていった。それは、単に唐の政治的な影響力の許に入った訳ではない。日本と唐との関係に留意しつつ、古代律令制国家の成立過程について説明していく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第8回 |
内容
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「日本と東アジアの交流―遣唐使の派遣と中止―」 8世紀末、日本は遣唐使の派遣を中止した。その背景には何があったのか。また、廃止によって両国間の関係はどのように変化していくのか。それらの点について講義していく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第9回 |
内容
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「平氏政権と国際関係」 平氏政権の経済基盤の一つに日宋貿易が挙げられる。当時の日宋貿易のあり方、平氏政権が目指した日宋貿易について考えていく。
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授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第10回 |
内容
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「鎌倉幕府と元寇」 元の二度にわたる襲来は、日本国内にどのような影響をもたらしたのだろうか。この襲撃(戦争)は両国関係を冷え切ったものにしてしまったのだろうか。これらの点を具体的に説明していく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第11回 |
内容
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「倭寇と東アジア世界」 13~16世紀にかけて、朝鮮半島、中国大陸の沿岸部を襲った日本人を倭寇という。彼らの活動は東アジアに大きな政治的影響を与えた。倭寇とはどのような存在であったのかについて講義する。
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授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第12回 |
内容
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「「日本国王」と日明貿易」 中国の明の建国は、新たな国際関係を構築していった。その新国際関係に日本も入っていった。明と朝貢関係を結んだのである。日本の政治姿勢の大転換であった。この点について考えていく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第13回 |
内容
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琉球王国と南蛮貿易 明を中心とする政治的、経済的な新たな国際関係は、琉球国に大きな影響を与えた。琉球国の変容と日本への影響について考えていく。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第14回 |
内容
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「北と日本」 十二世紀から十五世紀にかけて、「北」と日本との関係は、どうであったのか。
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授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)最初の講義で提示した参考書の該当箇所を事前学習としてよく読んでおくこと。 (復習)講義で紹介した専門書を読んで理解を深め、復習しておくこと。 |
授業実施特記 |
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第15回 |
内容
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試験と授業のまとめ 前期の講義内容の理解度を確認するため試験を行う。それによって、理解の不十分な所を検証するとともに、不足面を補う。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)前期の講義内容に目を通して、試験に備える。 (復習)試験で到達目標に達したかどうかを確認する。理解不足の点を整理し、不足の解消に 努める。 |
授業実施特記 |
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