授業の概要・ねらい |
修士課程1年生を対象とする。近現代日本の地域構造と地域形成について、その研究対象と研究方法、および近年の研究成果と注目すべき論点について、文献研究を進めながら、議論する。対象とする文献は、地域調査をもとに作成されたものとし、多くの地域調査の実践例やそれらをもとにした論文やレポートの組み立て方、実践的な作成方法を学ぶ。また、休暇や連休を利用した受講学生自身の地域調査に関する計画や実践、まとめについての検討も行う。
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到達目標 |
科学的意図と手続きに基づく調査法、地域や時代によって異なる事情に基づく調査のあり方を学び、自身の調査に反映させることができる。 |
教科書と準備するもの |
特になし |
参考書 |
山根拓・中西僚太郎編『近代日本の地域形成』海青社。その他随時紹介。 |
評価の基準 |
科学的意図と手続きに基づく調査法、地域や時代によって異なる事情に基づく調査のあり方を理解し会得することができる。 |
具体的評価方法 |
討論への参加態度、論文講読および地域調査に関する学修を通した発表を評価する。 |