最終更新日:2017/01/25
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)通年 開講時限 月5
開講学部・学科等 大学院
科目コード 071030200 科目ナンバー
授業名 文学・文化論演習2Ⅱ
英文授業名 Seminar on Literature and Culture Studies 2 Ⅱ
担当教員 平 浩一

授業形態 演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード

授業の概要・ねらい 太宰治の動向に注目し、特にその変遷について理解を深め、表層的な私生活からの感想ではなく、文学作品として、明晰な考察を加えられるようになることを目標とする。多くの逸話によって私生活ばかりが注目される太宰治について、作家・作品・時代背景・発表媒体等、多角的な視座から注目し、且つ、先行文献を丹念に精査しながら、その作家活動の変遷について、作品を中心にしながら明らかにする。具体的には、文学史的な知識を前提としながら、文学理論を用いた考察を求める。
到達目標 太宰治の動向を基軸とし、先行研究の問題点を自らの力で抽出し、作品に対して独自の明晰な考察を加えられるようになることを目標とする。
教科書と準備するもの 太宰治の文庫本4冊を予定。授業中、適宜指定する。
参考書 授業中、適宜紹介する。
評価の基準 発表・発言を中心とした講義への取り組み状況、レポートから総合的に評価する。
具体的評価方法 発表……40%
レポート……40%
授業中の発言……20%
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
先行研究の精査(1)作家論の確認 第16回 内容
「前期/中期」という区分の考察(3)問題点の抽出
授業時間外における学修(予習・復習等) 「作家論」の意味と位置を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 「前期/中期」という区分が孕む問題点について把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
先行研究の精査(2)作品論の確認 第17回 内容
一人称独白体の考察(1)実生活の確認
授業時間外における学修(予習・復習等) 「作品論」の意味と位置を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 一人称独白体が生成した経緯を把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
先行研究の精査(3)テクスト論の確認 第18回 内容
一人称独白体の考察(2)研究史の確認
授業時間外における学修(予習・復習等) 「テクスト論」の意味と位置を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 一人称独白体に関する先行研究を把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容
先行研究の精査(4)そのほかの論究の確認 第19回 内容
一人称独白体の考察(3)独自の分析の組み立て
授業時間外における学修(予習・復習等) そのほかの文学理論を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 一人称独白体に関する研究の問題点を考えておく
授業実施特記 授業実施特記
第5回 内容
初期実験作の考察(1)「道化の華」と実生活 第20回 内容
時局との関係の考察(1)実生活の確認
授業時間外における学修(予習・復習等) 作品の背景を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 作品と背景を把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第6回 内容
初期実験作の考察(2)「道化の華」の構造分析 第21回 内容
時局との関係の考察(2)研究史の確認
授業時間外における学修(予習・復習等) 作品の構造に関する先行研究を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 作品とコンテクストとの関係を考えておく
授業実施特記 授業実施特記
第7回 内容
初期実験作の考察(3)「道化の華」の同時代分析 第22回 内容
時局との関係の考察(3)同時代評の精査
授業時間外における学修(予習・復習等) 同時代評に注目した先行研究を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 同時代評に注目した先行研究を把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第8回 内容
第一創作集の考察(1)『晩年』の位置づけの確認 第23回 内容
時局との関係の考察(4)独自の分析の組み立て
授業時間外における学修(予習・復習等) 創作集刊行の経緯を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 先行研究の問題点を考えておく
授業実施特記 授業実施特記
第9回 内容
第一創作集の考察(2)『晩年』の構造分析 第24回 内容
「中期/後期」という区分の考察(1)実生活の確認
授業時間外における学修(予習・復習等) 構造に関する先行研究を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 「中期/後期」という区分について把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第10回 内容
第一創作集の考察(3)『晩年』の同時代分析 第25回 内容
「中期/後期」という区分の考察(2)研究史の確認
授業時間外における学修(予習・復習等) 同時代評に注目した先行研究を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 「中期/後期」に注目した先行研究を把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第11回 内容
第二創作集の考察(1)『虚構の彷徨』の位置づけの確認 第26回 内容
「中期/後期」という区分の考察(3)問題点の抽出
授業時間外における学修(予習・復習等) 創作集刊行の経緯を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 「中期/後期」という区分が孕む問題点について把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第12回 内容
第二創作集の考察(2)『虚構の彷徨』の構造分析 第27回 内容
流行作家としての位置づけの考察(1)実生活の確認
授業時間外における学修(予習・復習等) 構造に関する先行研究を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 戦後の太宰治の動向を把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第13回 内容
第二創作集の考察(3)『虚構の彷徨』の同時代分析 第28回 内容
流行作家としての位置づけの考察(2)研究史の確認
授業時間外における学修(予習・復習等) 同時代評に注目した先行研究を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 戦後に関する先行研究の流れを把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第14回 内容
「前期/中期」という区分の考察(1)実生活の確認 第29回 内容
流行作家としての位置づけの考察(3)同時代評の精査
授業時間外における学修(予習・復習等) 「前期/中期」という区分について把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) 同時代評に注目した先行研究を把握しておく
授業実施特記 授業実施特記
第15回 内容
「前期/中期」という区分の考察(2)研究史の確認 第30回 内容
流行作家としての位置づけの考察(4)独自の分析の組み立て
授業時間外における学修(予習・復習等) 「前期/中期」に注目した先行研究を把握しておく 授業時間外における学修(予習・復習等) これまでの学習を総合的に振り返りつつ、包括的に独自の視座を提示できるよう考えておく
授業実施特記 授業実施特記