授業の概要・ねらい |
井伏鱒二の動向を基軸とし、その動向・変遷に注目しながら、特に改稿過程に理解を深め、明晰な考察を加えられるようになることを目標とする。様々な流派に属しつつも、独自の文章を残した井伏鱒二について、作家・作品・時代背景・発表媒体等、多角的な視座から注目し、且つ、先行文献を丹念に精査しながら、その作家像を浮き彫りにする。具体的には、文学史的な知識を前提とし、複眼的な視座からの考察を求める。 |
到達目標 |
井伏鱒二の動向を基軸とし、先行研究の問題点を自らの力で抽出し、独自の明晰な考察を加えられるようになることを目標とする。 |
教科書と準備するもの |
井伏鱒二の文庫本4冊を予定。具体的には、授業中に、適宜指定する。 |
参考書 |
授業中に、適宜紹介する。 |
評価の基準 |
発表・発言を中心とした講義への取り組み状況、レポートから総合的に評価する。 |
具体的評価方法 |
発表……40%
レポート……40%
授業中の発言……20% |