最終更新日:2017/01/31
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)通年 開講時限 木3
開講学部・学科等 大学院
科目コード 062001600 科目ナンバー
授業名 経済法講義
英文授業名 Study of Economic Law
担当教員 渡邉 昭成

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 特になし
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
特になし
後続関連授業 特になし
教職課程科目
テーマ・キーワード 独占禁止法、競争、不当な取引制限、私的独占、企業結合規制、不公正な取引方法

授業の概要・ねらい 本講義においては、経済法の中心をなす独占禁止法の概要および基本理論を習得することを目的とする。不当な取引制限、私的独占、企業結合規制、不公正な取引方法といった独占禁止法で規制される行為につき、基本的な論点を理解し、その上で自らの関心に沿った判例を選択し、その判例につき論点を説明できるようになることを目指す。
到達目標 ・独占禁止法の基礎理論について理解する。
・独占禁止法の基本論点を説明できる。
・事例について、論点を説明できる。
教科書と準備するもの 特になし
参考書 『独占禁止法(第5版)』金井ほか編、弘文堂
『経済法判例・審決百選』有斐閣
評価の基準 ・独占禁止法の基礎理論について理解できているか否か。
・独占禁止法の基本論点を説明できているか否か。
・事例について、論点を説明できているか否か。
具体的評価方法 出席者には授業時に指示する課題の発表を求め、その内容により、また、その後に提出を求めるレポートにより評価を行う。課題の発表50点、レポート50点。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
非該当
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
講義の進め方について説明する。 第16回 内容
不公正な取引方法の一つとして規定されているぎまん的顧客誘引について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)シラバスを読んでくる。
(復習)経済法の位置づけについて考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)違法となる表示について説明できるようにする。
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
経済法の意義、他の法律との関係について説明する。 第17回 内容
不公正な取引方法の一つとして規定されている抱き合わせ販売について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)経済法と他の法律の関係について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)どのような場合に取引強制があるといえるかということについて説明できるようにする。
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
独占禁止法の意義、規制対象について説明する。 第18回 内容
不公正な取引方法の一つとして規定されている排他条件付取引について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)独占禁止法の規制対象について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)どのような場合に「拘束」されているといえるかということについて説明できるようにする。
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容
不当な取引制限の類型および成立要件について説明する。 第19回 内容
不公正な取引方法の一つとして規定されている再販売価格維持行為について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)不当な取引制限の類型および成立要件を整理する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)再販売価格維持行為の違法性について説明できるようにする。
授業実施特記 授業実施特記
第5回 内容
不当な取引制限の「相互拘束」、「共同して」について説明する。 第20回 内容
不公正な取引方法の一つとして規定されている優越的地位の濫用について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)「共同して」の意味について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)どのような場合に取引上の優位性が認められるかということについて説明できるようにする。
授業実施特記 授業実施特記
第6回 内容
不当な取引制限の成立要件である「公共の利益に反して」「一定の取引分野における競争の実質的制限」について説明する。 第21回 内容
不公正な取引方法の一つとして規定されている不当な取引妨害について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)「公共の利益」「競争の実質的制限」の概念について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)どのような場合に相手方に対する取引妨害が問題となるかということを説明できるようにする。
授業実施特記 授業実施特記
第7回 内容
私的独占の成立要件及び不公正な取引方法との関係について説明する。 第22回 内容
独占禁止法のエンフォースメントである排除措置命令・課徴金・審判、民事的救済制度、刑事罰について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)「支配」「排除」の概念について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)独禁法が適用される手続を整理する。
授業実施特記 授業実施特記
第8回 内容
企業結合規制である一般集中規制について説明する。 第23回 内容
受講生による課題の発表(第1回)を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)一般集中規制の意義について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)自らが発表する内容について考えてくる。
(復習)自らの発表課題について再考する。
授業実施特記 授業実施特記
第9回 内容
企業絵結合規制である市場集中規制の態様について説明する。 第24回 内容
受講生による課題の発表(第2回)を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)市場集中規制がどのような場合に行われるかということについて説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)自らが発表する内容について考えてくる。
(復習)自らの発表課題について再考する。
授業実施特記 授業実施特記
第10回 内容
企業結合規制である市場集中規制における違法性の判断基準について説明する。
第25回 内容
受講生による課題の発表(第3回)を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)市場集中規制の成立要件である「競争の実質的制限」について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)自らが発表する内容について考えてくる。
(復習)自らの発表課題について再考する。
授業実施特記 授業実施特記
第11回 内容
独禁法における不公正な取引方法の意義について説明する。 第26回 内容
受講生による課題の発表(第4回)を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)不公正な取引方法の意義について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)自らが発表する内容について考えてくる。
(復習)自らの発表課題について再考する。
授業実施特記 授業実施特記
第12回 内容
不公正な取引方法の一つとして規定されている共同の取引拒絶について説明する。
第27回 内容
受講生による課題の発表(第5回)を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)「競争の減殺」と「競争の実質的制限」の差異について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)自らが発表する内容について考えてくる。
(復習)自らの発表課題について再考する。
授業実施特記 授業実施特記
第13回 内容
不公正な取引方法の一つとして規定されている単独の取引拒絶について説明する。
第28回 内容
受講生による課題の発表(第6回)を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)違法となる単独の取引拒絶について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)自らが発表する内容について考えてくる。
(復習)自らの発表課題について再考する。
授業実施特記 授業実施特記
第14回 内容
不公正な取引方法として規定されている差別対価、不当な差別的取扱いについて説明する。 第29回 内容
受講生による課題の発表(第7回)を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)違法となる差別対価について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)自らが発表する内容について考えてくる。
(復習)自らの発表課題について再考する。
授業実施特記 授業実施特記
第15回 内容
不公正な取引方法の一つとして規定されている不当廉売について説明する。 第30回 内容
経済法と知的財産権の関係について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)違法となる廉売行為について説明できるようにする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)事前に指定された参考書の箇所を読んでくる。
(復習)経済法と知的財産権の関係につき整理する。
授業実施特記 授業実施特記