最終更新日:2017/03/24
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)通年 開講時限 水4,金2
開講学部・学科等 大学院
科目コード 061027300 科目ナンバー
授業名 家族法研究講義
英文授業名 Study of Family Law
担当教員 五島 京子

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 民法研究A・相続法研究
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
民法研究A
後続関連授業 相続法研究
教職課程科目
テーマ・キーワード 家族・夫婦・親子・扶養・後見

授業の概要・ねらい 民法第4編親族編に定められる家族に関する法制度を研究することを目的とする。対象とするのは夫婦・親子・扶養・後見に関する法制度であるが、既に学部で概要を勉強していることを踏まえて、さらに詳細な検討を加えていきたい。受講生が主体的に勉強する場となることを目指したいが、受講生の希望により、対象分野を絞って検討したり、最近の最高裁判例を順番に検討していくという方法を考えている。なお、講義科目ではあるが、少人数であるため、報告方式も採り入れる予定である。秋には家庭裁判所見学も予定しており、時間に余裕があれば家事事件手続きについても検討の対象としたい。
到達目標 ①夫婦関係における基本的な法律関係を理解し、説明することができる。
②親子関係における基本的な法律関係を理解し、説明することができる。
教科書と準備するもの 前田陽一=本山敦=浦野由紀子著『民法Ⅵ--親族・相続[第3版]』(有斐閣、2015年)〔2,700円+税〕を使用する。
参考書 水野紀子=大村敦志編『民法判例百選Ⅲ』別冊ジュリスト225号(有斐閣、2015年)〔2,100円+税〕
評価の基準 ①夫婦関係における法律関係を理解している。
②親子関係における法律関係を理解している。
以上の2点を基準として、レポートおよび報告内容で到達程度を評価する。
具体的評価方法 レポート(50%)、報告(30%)、発言内容(20%)を総合的に評価し、努力の姿勢も加味する。
関連リンク 裁判所,法務省,厚生労働省,総務省法令データ提供システム
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
制度の歴史をきちんと踏まえるとともに、最新の学会の動向にも目配りしていきたい。現在、マスコミで話題となっている問題は常にアンテナを立ててキャッチするよう努め、講義中に自由に楽しく議論できる雰囲気を作るよう心がける。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
はじめに
講義の進め方・講義内容の決定
第16回 内容
夏期休暇中の課題の提出と検討
春期の講義を踏まえて、さらに新たなテーマを決定
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書と参考書を準備し、親族法の部分の目次内容を確認しておくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 秋期のテーマについて、考えてくること。
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての基礎的講義(1)
第17回 内容
基礎的講義(1)
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、教科書および参考書の該当箇所を読んでおくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、教科書および参考書の該当箇所を読んでおくこと。
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての基礎的講義(2) 第18回 内容
基礎的講義(2)
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、教科書および参考書の該当箇所を読んでおくこと。
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、教科書および参考書の該当箇所を読んでおくこと。
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての基礎的講義(3) 第19回 内容
基礎的判例研究(1)
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、教科書および参考書の該当箇所を読んでおくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した判例を読んでおくこと。
授業実施特記 授業実施特記
第5回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての基礎的判例研究(1) 第20回 内容
基礎的判例研究(2)
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した判例を読んでおくこと。また、報告者は、関連する判例・文献を読み報告準備をすること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した判例を読んでおくこと。
授業実施特記 授業実施特記
第6回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての基礎的判例研究(2) 第21回 内容
基礎的判例研究(3)
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した判例を読んでおくこと。また、報告者は、関連する判例・文献を読み報告準備をすること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した判例を読んでおくこと。
授業実施特記 授業実施特記
第7回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての基礎的判例研究(3) 第22回 内容
発展的研究(最近の問題)(1)
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した判例を読んでおくこと。また、報告者は、関連する判例・文献を読み報告準備をすること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 秋期のテーマについての最近の判例・および文献を読んでおくこと。
授業実施特記 授業実施特記
第8回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての発展的研究(最近の問題)(1) 第23回 内容
発展的研究(最近の問題)(2)
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した文献を読んでおくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 秋期のテーマについての最近の判例・および文献を読んでおくこと。
授業実施特記 授業実施特記
第9回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての発展的研究(最近の問題)(2) 第24回 内容
特別講義の受講
外部講師による家族をテーマとした特別講義を受講し、質疑応答を行う
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した文献を読んでおくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 特別講義に関連した指定文献を読んでおくこと。
授業実施特記 授業実施特記
第10回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての発展的研究(最近の問題)(3) 第25回 内容
発展的研究(最近の問題)(3)
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した文献を読んでおくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 秋期のテーマについての最近の判例・および文献を読んでおくこと。
授業実施特記 授業実施特記
第11回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての発展的研究(最近の問題)(4) 第26回 内容
東京家庭裁判所の見学
調査官への質問・庁舎内見学等
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した判例および文献を読んでおくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 家裁の手続きに関連する文献を読んで家裁調査官への質問を考え、10日前までに提出すること。
授業実施特記 授業実施特記
第12回 内容
受講者の希望により決定したテーマについての発展的研究(最近の問題)(5) 第27回 内容
発展的研究(最近の問題)(4)
授業時間外における学修(予習・復習等) 決定したテーマについて、指定した判例および文献を読んでおくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 秋期のテーマについての最近の判例・および文献を読み、報告者は報告準備をすること。
授業実施特記 授業実施特記
第13回 内容
検討(1) 第28回 内容
発展的研究(最近の問題)(5)
授業時間外における学修(予習・復習等) 指定したテーマにつき判例・文献を読み、報告者は報告準備をすること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 秋期のテーマについての最近の判例・および文献を読み、報告者は報告準備をすること。
授業実施特記 授業実施特記
第14回 内容
検討(2) 第29回 内容
秋期のテーマについての総合的検討
授業時間外における学修(予習・復習等) 指定したテーマにつき判例・文献を読み、報告者は報告準備をすること。 授業時間外における学修(予習・復習等) 秋期に扱ったテーマについてレジュメを読み直し説明できるようにしておくこと。
授業実施特記 授業実施特記
第15回 内容
春期に検討したテーマについての討論 第30回 内容
秋期のテーマについての総合的検討とまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 春期のレジュメすべてに目を通し、説明できるようにしておくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 秋期に扱ったテーマについてレジュメを読み直し説明できるようにしておくこと。
授業実施特記 授業実施特記