授業の概要・ねらい |
現代建築の諸状況を、表層的なデザインだけでなく、言語や社会、構法や素材その他を含めた多次元的な観点から捉え、総合的な見地からの建築デザイン研究を深める。
本授業では、定められたテキストを精読し、古代から現代に至るまで、建築についての高度な見方と分析力を獲得する。ここでは古代〜近世の建築をフォローしつつ、近代・現代の建築家による作品を詳細に分析しながら、建築の持つ可能性を吟味し、その先で今後の建築のゆくえについて考える。
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到達目標 |
海外文献を原書で精読することにより、建築理論についてのインターナショナルな視野と高度な知見を獲得する。 |
教科書と準備するもの |
Colin Davies "THINKING ABOUT ARCHITECTURE",Laurence King Publishing Ltd,2011
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参考書 |
『建築の還元』(青土社)
『住居はいかに可能か』(東京大学出版会) |
評価の基準 |
授業における研究発表の内容、およびレポートによって評価する。 |
具体的評価方法 |
各回の発表者によるレジュメ作成・発表30%
最終的なレポート提出物70%。 |