最終更新日:2017/01/27
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 火2
開講学部・学科等 大学院
科目コード 044001500 科目ナンバー
授業名 材料・構法特論
英文授業名 Advanced Building Materials and Construction
担当教員 朝吹 香菜子

授業形態 講義
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業 なし
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
なし
後続関連授業 なし
教職課程科目
テーマ・キーワード サスティナブル 建築生産・構法・材料 

授業の概要・ねらい ・建築に要求されるものは、時代の流れに伴い刻々と変化していく。社会・経済情勢の変化、環境問題の顕在化などに伴う要求に対する、建築材料・構法面における対応方法について理解を深める。
・建築物は、時間の流れに伴い刻々と変化していく。建物の物理的・社会的な劣化、周辺環境の変化などに対する、建築材料・構法面における対応方法について理解を深める。
・インターンシップを行う上で、設計者として必要な材料選択・構法計画における考え方・技術等の知識を身に付ける。
到達目標 社会・経済・環境の変化に対応した建築について説明することができる。
建物の劣化や周辺環境の変化への対応について説明することができる。
教科書と準備するもの 教科書は使用しない。
必要に応じて授業時にプリントを配布する。
参考書 「シリーズ地球環境建築・専門編 資源・エネルギーと建築」(日本建築学会編、彰国社)
「建築生産 第二版」(松村秀一編著、市ヶ谷出版社)等。
評価の基準 社会・経済・環境の変化に対応した建築について、実例を挙げて説明することができる。
建物の劣化や周辺環境の変化への対応について、実例を挙げて説明することができる。
具体的評価方法 評価の基準に示した事項について、プレゼンテーション、レポート、小課題により評価する。
平常点:40%
プレゼンテーション:40%
レポート:20%
平常点は授業への参加状況および小課題の提出状況により総合的に判断する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケート対象外科目
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
(時代の流れに伴う建築への要求の変化と、材料・構法面における対応方法の概要に関する解説、授業スケジュールや成績評価方法の説明)
授業時間外における学修(予習・復習等) シラバスを読んでおくこと。
授業実施特記
第2回 内容
社会・経済情勢の変化1
(日本の住宅に用いられる材料・構法の変遷に関する解説)

授業時間外における学修(予習・復習等) 日本における新設住宅着工戸数の推移について調べておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
社会・経済情勢の変化2
(建物の外壁に用いられる材料・構法の変遷に関する解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) 外壁の材料・構法について学部の授業で学んだことを復習しておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
情報化
(建築分野におけるユビキタス技術の活用、建物の履歴情報の整備に関する解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) 建物の履歴情報の整備によるメリットについてまとめること。
授業実施特記
第5回 内容
地域性
(建築の地域性に関する解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) 日本における大地震による建物の被害について調べておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
地球環境
(地球環境問題の解決のための、材料・構法面における貢献方法の概要に関する解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) 地球環境に配慮した建築事例を調べておくこと。
授業実施特記
第7回 内容
サスティナブル建築解説Ⅰ
(地球環境に配慮した建築の具体的事例について解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) プレゼンテーションとレポート提出の準備をすること。
授業実施特記
第8回 内容
プレゼンテーションⅠ
(時代の流れに伴い変化する材料・構法に関して、受講者によるプレゼンテーションを実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) プレゼンテーションとレポート提出の準備をすること。
授業実施特記 プレゼンテーション実施、レポート提出
第9回 内容
建築のライフサイクル
(時間の流れに伴う建築物の変化と、材料・構法面における対応方法の概要に関する解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) 参考資料を読んでおくこと。
授業実施特記
第10回 内容
長期使用とストック活用
(長期使用化に向けたハード・ソフトの取組、建築物の改修・維持管理・保存に関する解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) ストック活用した建築事例を調べておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
木と資源循環
(森林と木材の状況、木材の循環型利用と流通フロー、建築への地域材利用に関する解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) 日本における木材供給量と自給率の推移について調べておくこと。
授業実施特記
第12回 内容
リデュース・リユース・リサイクル
(建設廃棄物の処理状況、構造材料・仕上材料の3Rに関する解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) 日本における建設廃棄物の再資源化の状況について調べておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
解体
(建設リサイクル法、建築物の解体の状況、分別解体に関する解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) 参考資料を読んでおくこと。
授業実施特記
第14回 内容
サスティナブル建築解説Ⅱ
(ストック活用に関する具体的事例を解説)
授業時間外における学修(予習・復習等) プレゼンテーションとレポート提出の準備をすること。
授業実施特記
第15回 内容
プレゼンテーションⅡ
(建築物の時間的変化への対応に関して、受講者によるプレゼンテーションを実施)
授業時間外における学修(予習・復習等) プレゼンテーションとレポート提出の準備をすること。
授業実施特記 プレゼンテーション実施、レポート提出