対象年度	年度	2017	期	(週1ｺﾏ)春期	開講時限	木2
開講学部・学科等	大学院
科目コード	044000700		科目ナンバー
授業名	地震工学特論
英文授業名	Advanced Seismic Engineering
担当教員	堀　直人

授業形態	講義、演習
	e-learning利用		その他：
担当形態
関連する授業
	当科目履修前に履修して おくことが望ましい科目	学部において、鉄筋コンクリート構造または鋼構造のいずれか１つ、及び地震工学または振動論のいずれか１つの履修を前提とする。
	後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード	強震動地震学とその応用を理解する

授業の概要・ねらい	講義要項：わが国の建築構造技術者にとって地震工学は必須の知識で、本講義は学部の地震工学に引き続いて、さらに強震動地震学について学ぶ。本科目の履修には、学部において、鉄筋コンクリート構造または鋼構造のいずれか１科目を履修し、また地震工学または建築振動論のいずれか１科目を履修していることを前提としている。 　地震の発生と伝播、入力の増幅特性につて学ぶ。また、これらを予測し耐震構造設計に取り入れるために、地震工学上の設計チャート（スペクトル、模擬地震動作成など）や、その応用について講義する。また震源での地震波発生のメカニズム、伝播の過程、サイトの増幅特性、地震観測、また、これらに基づいた耐震設計における地震動荷重について学ぶ。
到達目標	建築構造設計のための地震動入力を理解する
教科書と準備するもの	リアルタイム地震学　著者　菊池正幸　出版；東京大学出版会 価格３８００円
参考書	笠原慶一、防災工学の地震学、鹿島出版会 S.F.Borg、Earthquake Engineering,　John　Wiley　& Son
評価の基準	地震波動、地震震源モデル、地震断層の震源モデル、建築物への地震動入力と地震応答解析について理解し地震波データを処理できるか。
具体的評価方法	平常点３０％、レポート７０％：

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単位互換
特記

第1回	内容	ガイダンス：耐震設計における地震動予測
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第2回	内容	弾性体の波動方程式
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第3回	内容	地震による波動と波線
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第4回	内容	地震波の多層構造中の波動伝播
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第5回	内容	地震動による表面波：レーリー波(LR)とラブ波（LQ)
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第6回	内容	地震の震源モデルと震源時間関数
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第7回	内容	地震震源モデルのモーメントテンソル
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第8回	内容	地震断層の幾何学と震源メカニズム
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第9回	内容	断層運動と波動：モーメント速度関数から求めた震源時間関数
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第10回	内容	震源のスティックースリップモデル キネマティックモデルとダイナミックモデル
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第11回	内容	地震情報システム
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第12回	内容	建物の地震応答解析
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第13回	内容	建築物の耐震規定：地震荷重
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第14回	内容	高層建築技術指針の耐震規定：地震荷重の想定 模擬地震動の設計
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記
第15回	内容	総括とレポートの講評
	授業時間外における学修（予習・復習等）	配布資料の読み込みと教科書該当箇所の理解
	授業実施特記