最終更新日:2017/01/14
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 木3
開講学部・学科等 大学院
科目コード 042004000 科目ナンバー
授業名 電磁波応用工学特論
英文授業名 Advanced Electro-Magnetic Wave Transmission
担当教員 二川 佳央

授業形態 講義
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業 医用電子工学特論、人間人工環境学特論、マイクロ波・光波工学特論
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 電波工学、光・電波応用、電波応用工学、マイクロ波応用工学、エネルギー応用工学、伝送工学

授業の概要・ねらい 電磁波応用技術に関する基礎理論、電磁波エネルギーを伝送するための伝送線路についての解析やその特性、および実際の伝送線路、電磁波エネルギーの空間伝送に必要なアンテナの役割や特性および電波を伝える空間の性質、電波の空間伝搬等について演習を交えた輪講形式の授業を行い、電磁波応用技術に関する基本的な問題解決ができる能力を付与する。
到達目標 ①電磁波応用に関する電気工学の基礎から専門に至る理論と実践的な技術に関する基礎的知識を習得する。
②電磁波応用に関する、電気・電子および高周波回路を用いた機器の基本的設計を行うことができる。
教科書と準備するもの 教科書:Albert A. Smith, Jr.著, "Radio Frequency Principles and Applications 
The Generation, Propagation, and Reception of Signals and Noise", IEEE Press, 1997. ISBN 0-7803-3431-0
参考書 必要に応じて指示もしくはプリントする。
評価の基準 ①授業中での発表内容による基礎から専門知識の習得状況
②質疑応答による機器の基本的設計に必要な技術の理解度
具体的評価方法 授業における発表内容(60%)、質疑応答の理解度(40%)により評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
授業の更なる満足度の向上に向けて、より実践的な演習を実施します。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
静電磁界と波源について、点電荷の作る静電界、直流電流の作る静磁界の概念を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書のPreface, 1~2ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)静電磁界と波源についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第2回 内容
静電磁界と波源について、点電荷の作る静電界、直流電流の作る静磁界の概念を深く理解し、
その定式化ができる能力を付与する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の3~12ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)静磁界の概念とその定式化についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第3回 内容
誘導電磁界、放射電磁界等の時間変化により発生する電磁界についての概念を理解し、その定
式化ができる能力を付与する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の13~18ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)導電磁界、放射電磁界等の時間変化により発生する電磁界についての概念についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第4回 内容
境界条件について理解し、その定式化ができる能力を付与する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の18~26ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)境界条件および、その定式化についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第5回 内容
電磁波伝搬についての概念を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の26~36ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)電磁波伝搬についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第6回 内容
電磁波伝搬についての概念を深く理解し、その定式化、応用ができる能力を付与する。
[準備等]
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の36~60ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)電磁波伝搬の定式化と応用についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第7回 内容
アンテナについての概念を理解し、その定式化ができる能力を付与する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の60~77ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)アンテナについての概念と定式化についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第8回 内容
アンテナについての概念を深く理解しその定式化による応用ができる能力を付与する。
[準備等] 教科書の77~109ページを予め読んでおくこと。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の77~109ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)アンテナについての概念と定式化およびその応用についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第9回 内容
電磁波環境についての概念を理解する。
[準備等] 教科書の111~125ページを予め読んでおくこと。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の111~125ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)電磁波環境についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第10回 内容
電磁波環境についての概念を深く理解しその定式化、応用ができる能力を付与する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の125~139ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)電磁波環境についての概念と定式化およびその応用についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第11回 内容
電波の波形とスペクトラム解析についての概念を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の141~151ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)電波の波形とスペクトラム解析についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第12回 内容
電波の波形とスペクトラム解析についての概念を深く理解しその定式化、応用ができる能力を付与する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の151~155ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)電波の波形とスペクトラム解析の概念と定式化およびその応用についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第13回 内容
電磁波エネルギー伝送線路についての概念を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の157~176ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)電磁波エネルギー伝送線路についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第14回 内容
電磁波エネルギー伝送線路についての概念を深く理解しその定式化、応用ができる能力を付与する。
[準備等] 教科書の176~195ページを予め読んでおくこと。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書の176~195ページを予め読み要約を作成して授業で配布すること。
(復習)電磁波エネルギー伝送線路の概念と定式化およびその応用についてまとめ、授業で解決できなかった疑問点について整理しておく。
授業実施特記
第15回 内容
電磁波応用技術に関わる総合演習を行い、これらの技術が取扱える能力を付与する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)授業時に行った演習の総合的学修をすること、疑問点についての答えをまとめる。
(復習)授業を振り返り「到達目標」に対して自己評価を行う。試験に向けて、不足箇所は自己学修で補完する。
授業実施特記