最終更新日:2017/01/28
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 月2
開講学部・学科等 大学院
科目コード 041003600 科目ナンバー
授業名 機械加工特論
英文授業名 Advanced Machining
担当教員 三好 由記博

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 切削,切りくず生成機構,切削抵抗,びびり振動

授業の概要・ねらい 切削加工の原理,特徴,問題点を学習し,切削加工への理解を深め,将来の発展への基礎を作る. 
到達目標 応力とひずみの関係を説明できる.
切削加工の切屑生成機構を説明できる.
切削加工の性能について説明できる.
びびり振動の機構を説明できる.
教科書と準備するもの 杉田忠彰ほか,基礎切削加工学,共立出版
参考書 特にない.
評価の基準 応力とひずみの関係を説明できる.
切削加工の切屑生成機構を説明できる.
切削加工の性能について説明できる.
びびり振動の機構を説明できる.
以上を中心に,授業中の発言,発表結果を総合的に評価する.
具体的評価方法 授業中の発言・積極的な授業態度を50%,発表結果を50%として評価する.
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
前回の授業評価アンケートがないため,アンケートフィードバックはない.
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
各種切削加工の形式について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書p210~222を読んでおく。
復習: 各種切削加工の形式をまとめる。
授業実施特記
第2回 内容
応力とひずみの諸関係について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp8~16を読んでおく。
復習: 応力・ひずみについてまとめる。
授業実施特記 モール円,静水圧の理論式,意味について発表を求める。
第3回 内容
弾性法則,塑性法則について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp17~p23を読んでおく。
復習: 弾性法則,塑性法則についてまとめる。
授業実施特記 ヤング率,ポアソン比の理論式,関係式について発表を課す。
第4回 内容
材料の破壊について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp23~p32を読んでおく。
復習: 材料の破壊についてまとめる。
授業実施特記
第5回 内容
切りくず生成機構について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp51~p59を読んでおく。
復習: 切りくず生成機構についてまとめる。
授業実施特記 せん断ひずみとひずみ速度の理論式について発表してもらう。
第6回 内容
切削エネルギ,せん断角理論について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp59~p66を読んでおく。
復習: せん断角理論についてまとめる。
授業実施特記 Merchantの最小エネルギ説について発表を求める。
第7回 内容
格子線解析,有限要素法シミュレーションについて説明する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp67~p74を読んでおく。
復習: 有限要素法についてまとめる。
授業実施特記
第8回 内容
切削温度の概要と測定法について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp74~p86を読んでおく。
復習: 熱電対についてまとめる。
授業実施特記 熱電対の原理について調査・発表を求める。
第9回 内容
切りくず生成機構と構成刃先について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp87~p96を読んでおく。
復習: 切りくずの形態についてまとめる。
授業実施特記 構成刃先の意味について発表してもらう。
第10回 内容
切りくずの処理性と切削力の測定について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp96~p104を読んでおく。
復習: 切りくずのカールについてまとめる。
授業実施特記
第11回 内容
切削抵抗と切削条件の影響について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp104~p114を読んでおく。
復習: 切削条件が切削力に及ぼす影響についてまとめる。
授業実施特記
第12回 内容
工具材料と工具摩耗について講義する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp115~p126を読んでおく。
復習: 工具材種についてまとめる。
授業実施特記
第13回 内容
仕上げ面性状と切削油剤について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp139~p152を読んでおく。
復習: 切削油剤の種類についてまとめる。
授業実施特記 表面あらさの定義について事前調査と発表を課す。
第14回 内容
びびり振動の機構について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp181~p190を読んでおく。
復習: びびり振動の機構についてまとめる。
授業実施特記 1自由度振動モデルの構築について説明してもらう。
第15回 内容
工作機械の剛性について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習: 教科書のp190~p196を読んでおく。
復習: 工作機械の伝達関数測定法についてまとめる。
授業実施特記