最終更新日:2017/03/16
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 水5
開講学部・学科等 大学院
科目コード 031055100 科目ナンバー
授業名 外交史研究A講義
英文授業名 Diplomatic History A
担当教員 池田 十吾

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
外交史、国際関係論、国際政治、国際法(いずれも修士課程)
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目、教科に関する科目
テーマ・キーワード 世界の外交史を深く学ぶ

授業の概要・ねらい キッシンジャー(Henry Kissinger)の英文Diplomacy『外交』を講読し分析することによって、世界秩序がどのように形成されたのかを講義する。また、アメリカの自由と民主主義の価値観はアメリカ外交にどのような政策形成に影響を及ぼしているのかを分析し議論します。
 本書は、キッシンジャー博士が、ハーバード大学教授としてのアカデミックな学問体系としての業績と国務長官としての国際政治おける実践的体験をもとに、全力を投入した現代の世界外交史であり、現代国際政治の第一級資料である。 「外交とは何か」とのテーマで、組織的外交の起源、外交理論の発達、旧外交から新外交への変遷、日米欧の外交諸類型について論じます。
 さらに、日本外交の特質を三つの時代区分によって分析します。すなわち、幕末から日露戦争までの「日本外交の確立期」、ポーツマス条約から太平洋戦争までの「アジアへの拡大主義外交」、戦後の「吉田ドクトリンの形成期」を具体的な歴史的事例によって分析し議論します。
到達目標 1外交及び外交史における専門知識を習得する。
2外交史を研究する際に必要となる専門的かつ高度なスキルの向上を目指す。
3授業における議論とレポートによる報告を通じてコミュニケーション能力が向上する。
4研究者として、課題の分析力を向上させる。



教科書と準備するもの Henry Kissinger, Diplomacy (New York: Simon and Schuter, 1994).
参考書 Hans J. Morgenthau, POlitics among Nations (New York:McGraw-Hill,Inc.,1985).
評価の基準 1講義の内容を理解していること。
2外交を知るうえで必要な知見を理解することができること。
3各自の研究テーマに必要な知識と能力を得ることができていること。
 以上の3点に着目し、発表とレポートを用いてその到達度による成績評価します。 
具体的評価方法 受講態度(20%)授業における議論(30%)、レポート及び小論文(50%)。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
各個人の発表と議論に多くの時間の配分を工夫します。
単位互換 世田谷6大学コンソーシアム
首都圏西部単位互換
その他
特記

授業計画
第1回 内容
The New World Order
H. Kissinger
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第2回 内容
The Hinge: Theodore Roosevelt or Woodrow Wilson
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第3回 内容
From Universality to Equilibrium: Richelieu, William of Orange, and Pitt
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第4回 内容
The Concert of Europe: Great Britain, Austria, and Russia
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第5回 内容
Two Revolutionaries: Napoleon Ⅲ and Bismaark
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第6回 内容
Realpolitik Turns on itself
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第7回 内容
A Political Doomsday Machine
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第8回 内容
Into the Vortex: The Military Doomsday Machine
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第9回 内容
The New Face of Diplomacy: Wilson and the Treaty of Versailles
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第10回 内容
The Dilemmas of the Victors
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第11回 内容
Stresemann and the Re-emergence of the Vanquished
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第12回 内容
The End of Illusion: Hitler and the Destruction
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第13回 内容
Stalin's Bazaar
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第14回 内容
The Nazi-Soviet Pact
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第15回 内容
America Re-enters the Arena: Franklin Delano Roosevelt
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。
復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記 講義の終了時に、小論文の提出を求めます。