対象年度	年度	2017	期	(週1ｺﾏ)春期	開講時限	木3
開講学部・学科等	大学院
科目コード	022002900		科目ナンバー
授業名	競技スポーツコーチング特論・実習Ⅰ
英文授業名	Advanced Study and Practice on Sport Coaching I
担当教員	松本　高明

授業形態	実験・実習・実技
	e-learning利用	manaba	その他：
担当形態	単独
関連する授業	なし
	当科目履修前に履修して おくことが望ましい科目	コーチング論
	後続関連授業	なし
教職課程科目	教科に関する科目
テーマ・キーワード	競泳　シンクロナイズドスイミング　水球　オープンウオーター　コーチング

授業の概要・ねらい	競技スポーツコーチング特論・実習においては、競技スポーツとしての水泳のなかで、競泳、シンクロナイズドスイミング、オープンウオータースイミング、水球についての、各自が専門とするコーチングの手法について学ぶ。競技スポーツ選手の対象については、いわゆる青少年はもちろんのこと、壮年、中高年齢者、疾患を抱えた対象、障がい者を含め幅広く扱う。コーチングに際し必要な科学的な手法を学び、実際にコーチングを行う中で、理論と実践を結び付け、問題点を明確にしながら、実際のコーチングの場面での問題解決を図る。 Ⅰにおいては、科学的な研究手法を文献上から学び、その方法を体得し、測定や評価が可能となるように学習する。そのうえで、Ⅱにおいて、実際に指導できるようにコーチングのプログラムを作成させ、その計画を明確にできるように準備する。本年は、競泳競技を対象とした履修者のため、競泳について授業計画を記載する。
到達目標	①トレーニングの立案が独自でできる ②種目に応じた水中トレーニングを作成できる
教科書と準備するもの	財）日本水泳連盟編集　水泳コーチ教本　大修館書店 その都度指示 トレーニング日誌
参考書	その都度指示
評価の基準	①トレーニングの立案(20%) ②トレーニングの実践(20%) ③トレーニングにおける目標(20%) ④トレーニングの結果(20%) ⑤目標の達成(20%)
具体的評価方法	評価の基準の達成率により、評価点をつける。各基準を20点満点とし、達成率を点数化して挿話を算出し、80点以上を優、７９－７０点を良、69－60点を可とし、60点未満を不可とする。

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単位互換
特記	特になし

第1回	内容	ガイダンス 履修者に応じた到達度の設定 　①トレーニングの立案 　②トレーニングの実践 　③トレーニングにおける目標 　④トレーニングの結果 　⑤目標の達成 を具体的に行う。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第2回	内容	各種目に応じたコーチングの概要 　履修者ごとに、コーチングを行う対象の競技特性、選手の特性などを整理する。 　試合のスケジュール、鍛錬器、合宿などの年間計画の立案
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第3回	内容	各種目に応じたコーチングの解説 　競技種目別にその特性を他の履修者にレクチャーする
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第4回	内容	心拍数の測定とその意義 スポーツにおける心拍数測定の意義 脈拍と心拍の相違 心拍測定のトピックス 心拍測定の実践と困難な点 以上についてまとめ、プレゼンする
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第5回	内容	ＶＡＳスケールを用いた運動強度 ＶＡＳスケールの測定とその意義 スポーツにおけるＶＡＳスケールの意義 ＶＡＳスケールのトピックス ＶＡＳスケールの実践と困難な点 以上についてまとめ、プレゼンする
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第6回	内容	インターバルトレーニングの意義 スポーツにおけるインターバルトレーニングの意義 インターバルトレーニングのトピックス インターバルトレーニングの実践と困難な点 以上についてまとめ、プレゼンする
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第7回	内容	Ｔ－３０の意義 泳力を測定する方法の提示 それぞれの特徴、利点、欠点について文献から考察する
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第8回	内容	スイムミルを用いた競技能力の評価 用具や器具を用いたトレーニング方法の提示 それぞれの特徴、利点、欠点について文献から考察する
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第9回	内容	皮膚温度、水着の圧力、筋血流測定の手法と意義 生理学的測定と競技力に関する考察を先行文献から検証する
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第10回	内容	乳酸測定とその意義 生化学的測定と競技力に関する考察を先行文献から検証する
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする】
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第11回	内容	スプリントトレーニングの方法と実践 典型例を挙げること 変遷 トピックス 論文の提示
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第12回	内容	ディスタンストレーニングの方法と実践 典型例を挙げること 変遷 トピックス 論文の提示
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第13回	内容	ウオーミングアップとクーリングダウンの科学的な方法と意義 表記に関する文献の収集と実践を行う
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第14回	内容	動作解析の方法 バイオメカニカルな分野の水泳競技力向上に寄与している実例の例示 文献的な検討
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること
第15回	内容	総括 到達目標に対する自己評価を行う。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	【予習】教科書の熟読　授業内容への準備 【復習】授業内容の理解度をセルフチェックする
	授業実施特記	トレーニング日誌を毎週示してチェックを受けること