最終更新日:2017/03/10
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 木1
開講学部・学科等 大学院
科目コード 022002900 科目ナンバー
授業名 競技スポーツコーチング特論・実習Ⅰ
英文授業名 Advanced Study and Practice on Sport Coaching I
担当教員 朝倉 利夫

授業形態 実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード レスリング技術原理のコーチング

授業の概要・ねらい レスリング競技は体格的要素や体力的要素が大いに競技能力に影響を及ぼすスポーツである。また、近年ではルール改正に伴い戦術が大きく変化しつつある。これらの背景を踏まえ、レスリングのコーチングについて科学的観点から論じる。
まず、レスリング競技の特性について理解させ、その特性を踏まえた上でコーチングの概要について論じる。さらには、レスリング選手の体格及び体力的特性について取り上げられた科学的文献を用いて、レスリング選手の特性について検討する。また、コーチングの実践例を取り上げ、問題点ならびに留意点について検証し、試合に勝利するための戦術について触れる。さらには、コーチングの実践を通じて競技能力向上のための技術コーチングについて検討していく。
到達目標 レスリング競技の特性を理解させ、競技力向上に関わるコーチング技術を身につける。
教科書と準備するもの 講義時に資料等を配布する予定である。
参考書 月刊レスリング・レスリング(一橋出版)
評価の基準 1.レスリング競技の技術内容を説明できる。         (70%)
2.レスリングの競技特性を理解し分析できる。        (80%)
3.レスリングの競技能力特性を引用し戦術・戦略を解説できる。(80%)
具体的評価方法 評価の基準に示した項目の到達割合を合計する。成績の評価は実技・学科・レポートを2回以上実施。 平常点50%、実技テスト30%、学科試験20%で評価する。
平常点は、授業内での技術・理論内容・レポート・受講態度の状況を見て総合的に判断する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
授業の感想・意見等を踏まえて、内容や進行方法などを工夫する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:シラバスを参照し、レスリング競技のルール等を調べておく。
復習:レスリングのルールを復習する
授業実施特記
第2回 内容
レスリング競技の特性について
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:レスリングの歴史・階級について調べコーチングに必要な要素を整理しておく。
復習:レスリングの歴史・階級について復習する
授業実施特記
第3回 内容
レスリングにおけるコーチングの概要ついて
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:現在行っている指導と、トレーニングメニーをまとめておく。
復習:トレーニングメニューを再考する
授業実施特記
第4回 内容
レスリング選手の体格及び体力特性について
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:レスリング競技の競技力向上に関する資料(日本オリンピック委員会スポーツ医・科学研究報告)を調べ理解しておく。
復習:レスリング競技の競技力向上に関する資料を再読し、要点をまとめる。
授業実施特記
第5回 内容
レスリングの技術コーチングについて
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:レスリング競技のスタンド(立ち技)タックル・投げ技を調べておく。
復習:レスリング競技のスタンド(立ち技)タックル・投げ技について復習する。
授業実施特記
第6回 内容
レスリングの技術コーチングについて
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:グランド(寝技)のポイント技・固め技(フォール)を調べておく。
復習:グランド(寝技)のポイント技・固め技(フォール)について復習する。
授業実施特記
第7回 内容
コーチングの実践例について
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:技術指導の為のコンテンツ(映像資料)オリンピック・世界選手権大会等を事前に視聴する。
復習:技術指導の為のコンテンツの内容をまとめる。
授業実施特記
第8回 内容
コーチングの実践①
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:スタンド技術(組手・崩し・いなし)の攻撃。
タックル・投げ技からの技術展開を調べ理解しておく。
復習:スタンド技術(組手・崩し・いなし)の攻撃内容をまとめる。
授業実施特記
第9回 内容
コーチングの実践②
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:スタンド技術の映像資料を見て実践・整理して問題点を理解する。
復習:スタンド技術の内容についてまとめる。
授業実施特記
第10回 内容
コーチングの実践③
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:スタンド技術の映像資料を見て実践・整理して問題点を理解する。
復習:スタンド技術の内容についてまとめる
授業実施特記
第11回 内容
コーチングの実践④
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:グランド(寝技)の、攻撃・防御を調べ理解しておく。
復習:グランド(寝技)の、攻撃・防御をまとめる。
授業実施特記
第12回 内容
コーチングの実践⑤
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:グランド技術の映像資料を見て実践・整理して問題点を理解する。
復習:グランド技術の映像資料の内容をまとめる。
授業実施特記
第13回 内容
コーチングの実践⑥
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:グランド技術の映像資料を見て実践・整理して問題点を理解する。
復習:グランド技術の指導ポイントについてまとめる。
授業実施特記
第14回 内容
コーチングの実践⑦
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:スタンド・グランド技術の映像資料を見て、総合評価し実践・整理して問題点を理解する。
復習:スタンド・グランド技術の映像資料をまとめる。
授業実施特記
第15回 内容
総括
レスリング競技は、体格・体力的要素が大いに競技能力に影響を及ぼす競技である。
コーチングの実践・①~⑦における技術指導をどのようにして取り入れていくか。
競技力向上を目指したコーチングのレポートを提出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:コーチングの実践を整理して指導の問題点・疑問点をメモしコーチング法の重要性を確認する。
復習:これまでの内容をまとめる。
授業実施特記