最終更新日:2017/01/31
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 月3
開講学部・学科等 大学院
科目コード 022002500 科目ナンバー
授業名 スポーツ技術特論
英文授業名 Advanced Study on Sport Skill
担当教員 細田 三二

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード

授業の概要・ねらい 身体運動を支配している最も基礎的なものは、体力と技術といえる。この体力と技術を最も活用し効率的に効果をあげるには、車の両輪でなければならない。
本論は能力水準に合わせたコーチングと指導を広く講義しながら進めていく。まず、競技スポーツにおける技術の概念について理解し、身体運動への技術基本条件と適用及び競技スポーツにおける技術論、体育運動における技術論について学ぶ。また従来、競技スポーツにおける技術は、その種目特有の動作を撮影し、そのVTRから運動学特性を見出すことで評価されてきた。本特論では、これまでに得られている知見を基に、動作分析から明らかにされた各競技スポーツの技術的特性について論じる。さらに、今後のスポーツ技術における進歩について考察することで、体育・スポーツ科学分野における技術的研究の可能性について考える。
また、本授業科目においては、ボールゲームを中心に授業を展開する予定である。
到達目標 スポーツにおける競技力向上のための方策について、技術的な視点から考察しうる能力を習得するとともに、スポーツ技術を多角的な方面から分析・評価することのできる思考法を習得する。
教科書と準備するもの 自作のテキスト、VTR
参考書 Sports×Movie撮る・見る・知る 公益財団法人東京都スポーツ文化事業団 競技力向上 スポーツ医・科学サポート事業編
評価の基準 授業の参加度合い(60%)
レポート及び発表(40%)
具体的評価方法 授業の取り組む姿勢、理解度、レポートにより評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
あらゆるスポーツ分野におけるスポーツ技術について、多方面の角度からみて、研究に取り組む。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
スポーツにおける心・技・体からみた技術について
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:各自の専攻するスポーツ競技における技術について考える。
復習:スポーツにおける心・技・体からみた技術の重要性についてまとめる。
授業実施特記
第2回 内容
スポーツ技術の概念①
各種スポーツ競技における技術の概念について
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:スポーツ技術の概念について各自調べておくこと。
復習:授業内容についてまとめる。
授業実施特記
第3回 内容
スポーツ技術の概念②
各種スポーツ競技における技術の概念について(競技者の視点)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:スポーツ技術の概念(競技者の視点)について各自調べておくこと。
復習:授業内容についてまとめる。
授業実施特記
第4回 内容
スポーツ技術の概念③
各種スポーツ競技における技術の概念について(指導者の視点)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:スポーツ技術の概念(指導者の視点)について各自調べておくこと。
復習:授業内容についてまとめる。
授業実施特記
第5回 内容
技術指導と競技力向上の関係性
技術指導で競技力は向上するのか?
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:スポーツ技術の指導が競技力向上に及ぼす要因について各自調べておくこと。
復習:授業内容についてまとめる。
授業実施特記
第6回 内容
技術指導と競技力向上の関係性
最新の技術指導法とは?
デジタルビデオカメラとタブレットを用いた指導法
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:各自のスポーツ競技における競技の映像を事前に取得する。また、必要なアプリケーションのダウンロードを実施する。
復習:授業内容の復習と指導現場での実践(可能ならば)。
授業実施特記
第7回 内容
技術指導と競技力向上の関係性
最新の技術指導法とは?
デジタルビデオカメラとタブレットを用いた指導法
即時フィードバック(撮影→分析→指導)の手法について解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:各自のスポーツ競技における競技の映像を事前に取得する。また、必要なアプリケーションのダウンロードを実施する。
復習:授業内容の復習と指導現場での実践と応用(可能ならば)。
授業実施特記
第8回 内容
技術指導と競技力向上の関係性
最新の技術指導法とは?
デジタルビデオカメラとタブレットを用いた指導法
ゲーム分析編
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:事前に提示した課題映像から、ゲーム分析を実施すること。また、分析結果を授業時に発表形式でレポートする。
復習:授業内容の復習と指導現場での実践と応用(可能ならば)。
授業実施特記
第9回 内容
技術指導と競技力向上の関係性
最新の技術指導法とは?
デジタルビデオカメラとタブレットを用いた指導法
戦術分析編
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:事前に提示した課題映像から、戦術分析を実施すること。また、分析結果を授業時に発表形式でレポートする。
復習:授業内容の復習と指導現場での実践と応用(可能ならば)。
授業実施特記
第10回 内容
技術指導と競技力向上の関係性
最新の技術指導法とは?
デジタルビデオカメラとタブレットを用いた指導法
ゲーム分析と戦術分析の結果に基づいた技術指導編
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:これまでにおこなったゲーム分析と戦術分析から有効な技術指導法について授業時に発表形式でレポートする。
復習:授業内容の復習と指導現場での実践と応用(可能ならば)。
授業実施特記
第11回 内容
技術指導と競技力向上の関係性
最新の技術指導法とは?
残像表示を用いた映像比較による技術指導(上級者の映像をもとに)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:事前に提示した課題映像とアプリケーションの使用方法について予習すること。
復習:授業内容の復習と指導現場での実践と応用(可能ならば)。
授業実施特記
第12回 内容
スポーツにおける技術指導の重要性
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:これまでの授業内容を踏まえ各自の専攻するスポーツ競技における技術について考える。
復習:技術指導の重要性について再考する。
授業実施特記
第13回 内容
スポーツ技術の指導と競技力向上
(歴史的な背景と技術指導の未来:1964東京オリンピックから、2020東京オリンピックへ)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:スポーツの競技力向上に向けた技術指導におけるこれまでの取り組みについての歴史的背景について調べておく。
復習:授業内容についてレポートを作成する。
授業実施特記
第14回 内容
受講者によるショートプレゼンテーション
これまでの授業内容をもとに新しい技術指導の提案をプレゼンテーションする。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:プレゼンテーションの準備を実施すること。
復習:ディスカッションにおいて指摘された内容をまとめておくこと。
授業実施特記
第15回 内容
授業のまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:これまでの授業内容をまとめてレポートを作成すること。
復習:授業内容について最終レポートを作成すること。
授業実施特記