対象年度	年度	2017	期	(週1ｺﾏ)春期	開講時限	土6
開講学部・学科等	大学院
科目コード	022000700		科目ナンバー
授業名	スポーツシステム研究方法論演習Ⅰ
英文授業名	Seminar on Sport Science Research Methodology I
担当教員	細田　三二

授業形態	演習
	e-learning利用		その他：
担当形態	単独
関連する授業
	当科目履修前に履修して おくことが望ましい科目
	後続関連授業	スポーツシステム研究方法論演習Ⅱ、スポーツシステム研究方法論演習Ⅲ、スポーツシステム研究方法論演習Ⅳ
教職課程科目	教科に関する科目
テーマ・キーワード	修士論文、論文テーマ設定

授業の概要・ねらい	本演習ではスポーツ科学の基礎的知識について整理し、修士論文作成の基礎的能力を養うことを目的とする。具体的には、国内外で実施されたスポーツ科学に関する論文を収集し、抄読後、その要約をレポートとしてまとめ、プレゼンテーション形式による発表を行う。 これまでに、スポーツ選手の競技能力向上に関わる研究は国内外において数多く存在し、その手法や得られた成果は様々である。そこで、本演習において整理した先行研究から、スポーツ選手の競技能力、ボールゲームの体力向上、ゲーム分析等に関わる科学的知見の習得を図る。さらに、修士論文作成のための研究テーマについて討議し、今後の研究活動計画を確立していく。 授業形態は教員による講義と、履修者との討議形式とする。
到達目標	修士論文を作成にするにあたり、修士1年生を対象とした本授業科目においては、修士論文作成のためのテーマ設定及び予備調査を実施をできるようにする。
教科書と準備するもの	授業時に適宜資料を配布する予定である。
参考書	健康・スポーツ科学のための研究方法　研究計画の立て方とデータ処理方法 出村愼一著　杏林書院　3300円
評価の基準	授業の参加度合い（60％） レポート及び発表（40％）
具体的評価方法	授業の取り組む姿勢、理解度、レポートにより評価する。

授業評価アンケート フィードバック・ 受講生へメッセージ	専門的に各分野のスポーツに対して、現場で動き、研究室に持ち帰って、フィードバックする。
単位互換
特記

第1回	内容	ガイダンス
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：修士論文のテーマについて各自で予備調査を実施し、希望するテーマ案を考えておくこと。 復習：担当教員との討論内容を踏まえ、各自のテーマにおける問題点をピックアップすること。
	授業実施特記
第2回	内容	修士論文の作成方法について①テーマ設定
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：修士論文のテーマについての問題点と先行研究における昨今の状況について事前調査を実施すること。 復習：担当教員との討論内容を踏まえ、各自のテーマにおける問題点を整理すること。
	授業実施特記
第3回	内容	修士論文の作成方法について②先行研究 先行研究の調査方法（文献検索）について教授する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：先行研究を調査するに当たって、考え得るキーワードをピックアップすること 復習：各自のキーワードにしたがって、授業時間外での先行研究の文献検索を実施すること。
	授業実施特記
第4回	内容	修士論文の作成方法について③論文作成のスケジュール 指導教員と共に論文作成のスケジュールを決定する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：各自の論文作成スケジュールを作成するので2年間のスケジュール案を作成すること。 復習：指導教員と共に作成したスケジュール案の見直しを行うこと。
	授業実施特記
第5回	内容	国内の参考文献の収集と整理① 指定する論文雑誌から各自のテーマに基づき必要な先行研究論文を収集する。 国内誌：トレーニング科学①
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：論文検索のためのキーワードを準備すること。 復習：論文収集後、ファイリングと要旨をまとめること。
	授業実施特記
第6回	内容	国内の参考文献の収集と整理② 指定する論文雑誌から各自のテーマに基づき必要な先行研究論文を収集する。 国内誌：トレーニング科学②
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：論文検索のためのキーワードを準備すること。 復習：論文収集後、ファイリングと要旨をまとめること。
	授業実施特記
第7回	内容	国内の参考文献の収集と整理③ 指定する論文雑誌から各自のテーマに基づき必要な先行研究論文を収集する。 国内誌：コーチング学研究（スポーツ方法学研究）①
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：論文検索のためのキーワードを準備すること。 復習：論文収集後、ファイリングと要旨をまとめること。
	授業実施特記
第8回	内容	国内の参考文献の収集と整理④ 指定する論文雑誌から各自のテーマに基づき必要な先行研究論文を収集する。 国内誌：コーチング学研究（スポーツ方法学研究）②
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：論文検索のためのキーワードを準備すること。 復習：論文収集後、ファイリングと要旨をまとめること。
	授業実施特記
第9回	内容	プレゼンテーション① これまでに収集した先行研究の論文を1つピックアップし、その論文の要約について、受講者によるプレゼンテーションを実施する。なお、教員及び受講者とのディスカッションを実施する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：プレゼンテーション実施のためのパワーポイント作成を実施すること。 復習：ピックアップした論文と自身の研究の関連性について再考すること。
	授業実施特記
第10回	内容	プレゼンテーション② これまでに収集した先行研究の論文を1つピックアップし、その論文の要約について、受講者によるプレゼンテーションを実施する。なお、教員及び受講者とのディスカッションを実施する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：プレゼンテーション実施のためのパワーポイント作成を実施すること。 復習：ピックアップした論文と自身の研究の関連性について再考すること。
	授業実施特記
第11回	内容	先行研究の討議① これまでに収集した先行研究の論文をもとに、自身の論文テーマにおいて、「何が明らかになっていて、何が明らかになっていないのか」を中心とした問題の所在について討論形式で討議する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：先行研究をまとめた要旨を作成し、授業に持参すること。この資料をもとにディスカッションを実施する。 復習：討議内容をもとに反省点、改善点等を整理すること。
	授業実施特記
第12回	内容	先行研究の討議② 前回の討議・討論をもとに今後の方向性についての確認と修正を目的とした討議を実施する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：先行研究をまとめた要旨を作成し、授業に持参すること。この資料をもとにディスカッションを実施する。 復習：討議内容をもとに反省点、改善点等を整理すること。
	授業実施特記
第13回	内容	修士論文テーマについて① 担当教員とのディスカッションによりテーマの修正を実施する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：これまでの討議内容をもとに反省点、改善点等を整理すること。 復習：担当教員のアドバイスをもとにテーマ（問題の所在）について再修正すること。
	授業実施特記
第14回	内容	修士論文テーマについて② 担当教員とのディスカッションによりテーマとスケジュールの修正を実施する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：担当教員のアドバイスをもとにテーマ（問題の所在）について再修正すること。 復習：担当教員と確認したテーマについて再考すること。
	授業実施特記
第15回	内容	総括：半期の総まとめとして先行研究をまとめたレポートの提出
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：先行研究をまとめたレポートを作成する。 復習：スポーツシステム研究方法論演習Ⅱの授業時までに、これまでの内容を復習しておくこと。
	授業実施特記